カスタムROMの導入が、一層はかどりそう。
Realmeが、中国で現在販売されている全てのモデルに対して、公式にブートローダーアンロックの対応を開始したようです。
これは、同社のマーケティング責任者がWeiboで明らかにしたものです。
高いカスタマイズ性が魅力のAndroid端末は、ブートローダーアンロックを行うことで、デフォルトのOS以外のカスタムOSでも起動が可能になります。デザインの変更だけでなく、日本語非対応機種の日本語化ができるようになるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ただし、イレギュラーな使用法ゆえのリスクも存在します。メーカーが公式に認めていない場合、アンロックにサードパーティ製のツールを使うしかなく、アンロックと同時にメーカーの保証対象から外れてしまうことなどがネックになっていました。
今回はRealmeが公式対応を開始したことによって、サードパーティ製のツールを使う必要がなくなり、同社のスマホユーザーにとっての自由度・利便性は高まったと言えます。
GIZMOCHINAの記事によれば、下記の機種においてブートローダーアンロックが可能と確認されているようです(中国の公式代理店経由で購入した端末のみが対象)。
・Realme X2
・Realme X2 Pro
・Realme X2 Pro Master Edition
・Realme Q
・Realme X
・Realme X Youth Edition
また、同記事ではアンロック時の注意点も紹介されています。
カスタムROMを導入した方なら既知の事実かもしれませんが、アンロック後にスマホの動作が不安定化する可能性や、セキュリティ上のリスクは頭に入れておいた方が良いでしょう。
筆者はXiaomi Mi Pad 4でアンロックを経験していますが、既に確立された手順とは言え、端末が動かなくなる(文鎮化)リスクに冷や汗をかきながら作業したことを覚えています。
多くの人がより安全にカスタマイズを楽しめるようになったという点で、今回の発表は朗報と言えそうですね。
Source: Weibo, GIZMOCHINA
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