今回の記事では、Realmeが2020年夏に海外発表したスマートフォンを一覧でご紹介します。
春モデルのまとめはこちら。
目次
Realmeの2020夏モデルまとめ(~9月30日)
Soc | 特徴 | 価格 | |
Realme 6S | Helio G90T | 48MPクアッドカメラ、90Hz駆動LCD、30W急速充電 | 約2.4万円(欧州) |
Realme 7 | Helio G95 | 64MPクアッドカメラ、90Hz駆動LCD、30W急速充電 | 約2.2万円(インド) |
Realme 7 Pro | SDM 720G | 64MPクアッドカメラ、AMOLED、65W急速充電 | 約2.9万円(インド) |
Realme X50 Pro Player | SDM 865 | 48MPクアッドカメラ、AMOLED、65W急速充電 | 約4.1万円(中国) |
Realme X3 SuperZoom | SDM855+ | 64MPクアッドカメラ(60倍ズーム)、30W急速充電 | 約5.9万円(欧州) |
Realme X7 | Dimensity 800U | 64MPクアッドカメラ、AMOLED、65W急速充電 | 約2.8万円(中国) |
Realme X7 Pro | Dimensity 1000+ | 64MPクアッドカメラ、120Hz駆動AMOLED、65W急速充電 | 約3.4万円(中国) |
Realme V5 | Dimensity 720 | 48MPクアッドカメラ、90Hz駆動LCD、30W急速充電 | 約2.3万円(中国) |
Realme V3 | Dimensity 720 | 13MPトリプルカメラ | 約1.6万円(中国) |
Realme C11 | Helio G35 | 13MPデュアルカメラ、MicroUSB | 約1.1万円(マレーシア) |
Realme C12 | Helio G35 | 13MPトリプルカメラ、バッテリー6000mAh(MicroUSB) | 約1.4万円(インドネシア) |
Realme C17 | SDM 460 | 13MPクアッドカメラ、90Hz駆動LCD | 約2万円(バングラデシュ) |
Realme Narzo 20 | Helio G85 | 48MPトリプルカメラ、バッテリー6000mAh | 約1.5万円(インド) |
Realme Narzo 20A | SDM 665 | 12MPトリプルカメラ、MicroUSB | 約1.3万円(インド) |
Realme Narzo 20 Pro | Helio G95 | 48MPクアッドカメラ、90Hz駆動LCD、65W急速充電 | 約2.2万円(インド) |
Realmeは2020夏モデルでも、主にミドルレンジの格安スマホを多く発売しました。Realme Vシリーズは5G機の最安値を2度更新しています。
XiaomiのRedmiブランド/POCOブランドの対決となるのも恒例となっています:
- Realme X7シリーズ vs Redmi K30 Ultra (中国)
- Realme 7シリーズ vs Poco X3 (NFC) (インドとヨーロッパ)
注目の機種をピックアップ
Realme X7 Pro【K30 Ultraに匹敵するコスパ】
Realme X7 Proの主なスペック
- MTK Dimensity 1000+を搭載
- 120HzリフレッシュレートAMOLEDディスプレイ搭載
- ステレオスピーカーを搭載
- 65W急速充電に対応
Realme X7 ProはRedmi K30 Ultraに匹敵する高コスパなスマホです。ハイエンドに求められるスペックをほとんど満たしており、65W急速充電や32MPのインカメラといった点ではK30 Ultraに勝っています。
価格は6GB+128GBモデルが2199元(約3.4万円)から。Realmeのハイスペックスマホの中では破格のコスパ機と言えるでしょう。
Realme 7 Pro【グローバル展開が見込める高コスパ機】
Realme 7 Proの主なスペック
- Snapdragon 720Gを搭載
- AMOLEDディスプレイを搭載
- ステレオスピーカー搭載
- 65W急速充電対応
Realme 7 Proは当初インド向けに発表されたミドルレンジスマホです。ステレオスピーカー搭載、60HzリフレッシュレートながらAMOLEDディスプレイを採用など、バランスのいいスペックとなっています。
Realme 7シリーズは今後ヨーロッパなどグローバル向けに展開していく見通しです。インドで発表された価格は6GB+128GBモデルが19,999ルピー(約2.9万円)から。
Realme V5【5G最安値を更新したミドルレンジスマホ】
Realme V5の主なスペック
- MTK Dimensity 720を搭載
- 90HzリフレッシュレートLCDディスプレイを搭載
- 30W急速充電に対応
Realme V5は発表時に5G対応スマホ最安値を更新した格安ミッドレンジモデルです。5G対応だけでなく、30W急速充電、90Hzリフレッシュレート、48MPのメインカメラなど基本スペックも十分です。
価格は6GB+128GBモデルが1,499元(約2.3万円)から。現在は同シリーズのRealme V3が5G最安モデル(約1.6万円)となっていますが、こちらはメインカメラが13MPなど、かなり妥協が見られます。
Xiaomiの格安サブブランドと激しい競争に
Realmeと同じグループのOPPOは、軽量モデルの発売が増えています。Realmeは大容量バッテリー・急速充電対応・高リフレッシュレート対応を基本としたモデル開発をしています。
OPPOがAceシリーズを廃止し、Realmeシリーズから今後発売されるという噂もあります。OPPOとRealme、そしてOnePlusで今後棲み分けが進んでいきそうです。
コスパだけではなく、新技術の搭載にも積極的です。画面内インカメラを搭載した機種の登場を示唆したり、5nmプロセスSocを搭載した新シリーズを予告するなど気になる発表を次々にしています。
日本進出していないのでXiaomiのRedmiブランドと比べると日本人には馴染みが薄いですが、インド・ヨーロッパでRealme機はRedmi機/POCO機としのぎを削っています。Xiaomiが日本で成功すれば数年後のRealmeの日本進出もあるかもしれませんね。
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