実機レビュー:Huawei Honor 10 Lite【良機だがGoogleが使えない】

Honor 10 LiteはHuaweiから2018年11月に発売されたスマートフォンで、Honor 10の廉価版に当たります。

投稿してくださったYaisha様、ありがとうございました。

Honor 10 Liteのスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.21インチ, 1080 x 2340, IPSディスプレイ, 415ppi
サイズ154.8 x 73.6 x 8mm, 162g
システム
OSAndroid 9.0 (Pie)
SocHisilicon Kirin 710
CPUCortex-A73 x4 & Cortex-A53 x4 8コア, 2.2 GHz
メモリ(RAM) 4GB / 6GB
ストレージ 64GB / 128GB,  microSD最大512GBまでSIM2スロットを使用
カメラ
メインカメラ 13 + 2MP, F値/1.8, デュアルカメラ, PDAF
前面カメラ 24MP, F値/2.0
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 非対応, イヤホンジャック 有り
バッテリーmicroUSB 2.0, 3400mAh

購入について

 購入の決め手

貰い物なので、特に決め手はないです。

 購入場所・購入時期・購入価格

購入場所と価格はわからないのですが、2019年10月に購入したものみたいです。

※価格は2万円台後半

 購入モデル

Honor 10 青春版、メモリ4GB、ストレージ64GB、本体色ブルー

化粧箱・付属品

箱は単色で、非常にシンプルな作りになっています。

付属品として、箱の中身には説明書、充電器、USBコード、ソフトカバー、薄めのガラスフィルム、イヤホン、スマホリングが入っていました。また、キャンペーン中だからか、少し硬めなフィルムも付いていました。

本体デザイン

背面のグラデーションは、ネットで見るほどハッキリはしていないのですが、これはこれで良いと思いました。また、素材的に指紋等の汚れが付きやすく、割と目立つため、不透明なスマホカバーをつける事を推奨します。

本体自体は平らで、どこかに置いて使ってもぐらつくことはありません。側面はカーブしているため持ちやすく、以前使っていたZenfone 3 Maxよりは薄く感じます。

前面は雫型ノッチに画面占有率の高さが目立ち、最近の流行に乗れている気がします笑

 ディスプレイ

ディスプレイの発色はとても良いです。Zenfone 3 Maxと比べても、こちらの方がより鮮やかさがあり個人的に気に入っているポイントです。

フルHD+なので解像度も文句無しです。

ソフトウェア・アプリ

ホーム画面やUIなどには特徴的なところはないので、Android使ったことがある人はすぐに慣れると思います。

最初個人的に慣れなかったのは、画面下にホームボタンや戻るボタンがなく、全て画面端のスワイプで操作することでした。一応画面下にボタンを出すモードもあるのですが、今はスワイプする方に慣れてしまい、こちらの方が便利だなと感じています。

ここからが重要なのですが、中国向けの国内版スマホなので、最初に入っているアプリは全て中国のものです。Google系は標準装備されていません。

調べた限りでは、自分で入れて使用することも出来ない、つまり抜け道が一切ないです。

私自身、GoogleストアやYouTubeを入れてはみたのですが、ログイン画面から先にいけません。Chromeとメールアプリからgmail、LINEは使えるので大きな問題はないですが、開こうとするとすぐ消えたりするので、完全にストレスなく使えてはいません。

また、広く流通しているアプリ(例:マクドナルドのアプリ)で起動しないものもあるので、そこも注意しなければなりませんね。

 独自機能

Huawei HiAi というAIシステムにより、よりスムーズに動作出来ます。

パーティモードという同じwifi上に繋げた端末であれば、同時に音楽を流すことで立体音響に出来るのは面白かったです。

動作・ゲーム性能

動作は基本サクサク進みますし、起動も早いので問題はないです。ゲームは3Dのアクションゲームである崩壊3rd を遊んでいるのですが、このスマホだとかなりの高画質でも問題なく遊べて大満足です。

Zenfone 3 Maxでは中の下ぐらいの設定でないとフリーズしてしまい、マルチなんて手を出せない状態でした。

Honor 10 Liteであれば、他のゲームでも高画質でも全然問題ないと思います。ただ最高画質だと怪しいかもしれません。

カメラ性能・写真サンプル

普段使いであれば全然問題ないです。内カメも画質が非常によく感じます。

AIカメラが搭載してあるので、様々なシチュエーションに合わせたモードでの撮影が可能ですが、光学ズーム等はないので、写真にこだわる方には少し物足りないかもしれないです。

まとめ

 良い点

①新鮮さを感じるデザイン

②圧倒的コストパフォーマンス

③操作もしやすく、慣れやすい

 悪い点

①Google系アプリが使えない

一言だけですがほんとにこれが残念です。体験しないとこの不便さは分からないと思います。

 全体的な感想

Google系のアプリが使えないこと以外は本当に良いです。今後Googleアプリが使えるようになることに期待しています。

ただ、この機体は国内ではまず普通には買えないので、海外版にあたるnova3 lightが性能的に近いのでそちらを購入すれば良いかもしれません。

元々はZenfone Max Pro (M2)を買いたかったのですが、せっかく貰ったのでしばらくこの機体と一緒に過ごそうと思います。

評価:  3.5/5点

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