GoogleはAIアシスタント「Pixie」をPixel 9シリーズに搭載か

Googleは、来年秋にリリースされるPixel 9シリーズに「Pixie」という現行のGoogleアシスタントよりも高性能なAIアシスタントを搭載する予定のようです。なお、Googleアシスタントは全てのAndroid機で利用できますが、「Pixle」はPixel機専用のソフトウェアとなる模様です。

Googleは先日、生成AIモデル「Gemini」を発表したばかりです。Googleは、最新のPixel 8 Pro向けに「Gemini Pro」を提供開始しました。Pixel 8 Proユーザは、「Gemini Pro」を活用して録音内容の要約機能等が使えるようになっています。

サムスンも来月（2024年1月）発表予定のGalaxy S24シリーズに、独自開発した生成AIモデル「GAUSS」を搭載し、「AIスマホ」として売り出す計画だと言われています。

サムスンはGalaxy S24シリーズを「AIスマホ」として売り出す計画か

サムスンは来年半ばにもリリースする予定とされるGalaxy S24シリーズを、「AIスマホ」としてマーケティングしていく計画のようで...

「Pixie」はGメールやGoogleマップ等の利用データを活用したAIアシスタントに

「Pixie」は、GメールやGoogleマップ等のGoogleサービスの利用データを有効活用して、PixelユーザをサポートするAIアシスタントになるようです。Googleは世界中のあらゆるデータを集めています。Googleが集めたデータを有効活用できる「Pixie」がどのような機能を実現できるか、注目が集まります。

Pixel 9 / 9 Proは、第4世代となるGoogle自社開発SoC、Tensor G4を搭載予定です。Googleも、（サムスンに続き）Pixel機の「AIスマホ」化を強力に進めていきそうです。