Google Pixel 3はGoogleお得意のAI技術を活用し、シングルカメラながらもハードウェア的にもソフトウェア的にも優れたカメラを搭載しています。
しかし、そのカメラを手に入れるためには10万円ほど課金しなければならず、Nexus時代のように「気軽に手に入るAndroidの見本」のような役割は薄れてきました。
その現状を打破するためか、手軽に際立ったカメラ性能を搭載する開発者向けの機種として廉価版のGoogle Pixel 3 Liteが開発中であると先月ニュースサイトで取り上げられましたが、今回、大きい方のPixel 3 XLの廉価版であるPixel 3 Lite XLも開発中であるというリーク情報が出ました。
リーク情報まとめ
きっかけはこういった類のリーク情報で、正確な情報をくれると評判の@OnLeaksのSteve H.McFly氏の子の発言。
We already got the #Pixel3 #Pixel3XL and it seems like we soon will get a #Pixel3Lite...Now guess what...I just heard that another Pixel which looks like an oversized #Pixel3Lite (almost same size than the XL) might be in the pipeline...Don't ask me why but well, wait & see...🤔 pic.twitter.com/LQzr9EQGfr
— Steve H.McFly (@OnLeaks) 2018年12月5日
大きいサイズのPixel 3 Liteもあるよーという話です。
これをもとに、例によって@OnLeaksと91mobilesが一緒にPixel 3 Lite XLのレンダリング画像を作りました。
それがこちら。
Pixel 3 XLと比較すると、ノッチがないのが目立ちます。また、インカメラがデュアルカメラではなくシングルカメラになっていることもわかります。
Pixel 3 XLの画像
他に違うところとしては、Pixel 3 XLでは省略されたイヤホンジャックの存在が確認できます。これは、先月話題になったPixel 3 Liteと同じですね。
背面の素材はPixel 3のガラスではなく、ポリカーボネートという工業用プラスチックになるようです。質感は落ちるかもしれませんがその分軽量化が期待できます。
気になるディスプレイですが、Full HD+の18.5 : 9と、Pixel 3 Liteと同じスペックですが、Pixel 3 Liteは5.54インチでPixel 3 Lite XLは6インチディスプレイを搭載します。
Pixel 3 Liteは151.3 x 70.1 x 8.2mmでしたが、一回り大きいXLの方は160 x 76.1 x 8.2mmです。
SoCはSnapdragon 670またはSnapdragon 710で、 RAM / ROMは4GB / 32GBとなります。カメラはメインカメラが1200万画素、インカメラが800万画素になり予定です。メインカメラはPixel 3シリーズと同じものですね。
気になる価格ですが、今のところ不明です。ただ、Pixel 3 Liteが400-500ドル(約4万5000円〜5万6000円)で販売されるという噂がありますので、それと同じかそれより少し高い程度の値段になると思われます。
Pixel 3のLite版が本当に開発中なのか、発売されるのか、開発者のみの販売になるか一般市場にも出回るか、まったく不明です。もし発売されるとしたら本当にコスパのいい端末になりますので、Googleの誇る最新のカメラに触れてみたいという方は要チェックですね。
【追記】例によって360°の5K映像もありますので、興味のある方は是非みてみてください。
ノッチがないのは凄く良いと思うけど欲を言えばスライド式かポップアップ式採用してほしかったかな~