OPPOが初のスマートTVを発表【OPPO TV S1 / R1】

OPPOが同社発となるスマートTVOPPO TV S1とOPPO TV R1を中国で発表しました。S1はディスプレイやスピーカーにこだわったハイエンド機、R1は価格を抑えた格安4Kモデルです。

スマホメーカーとしては、Xiaomiが中国のスマートTV市場でトップを走っており、OPPOと同グループのOnePlusもOnePlus TVを発売しています。OPPOは満を持してのスマートTV市場参入となりました。

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OPPO TV S1の特徴・スペック

OPPO TV S1(ハイエンド機)は4K解像度の量子ドット液晶ディスプレイを採用した65インチのスマートTVです。120Hzのリフレッシュレートと48Hz~120Hzの可変リフレッシュレート(VRR)対応で、動きの激しいスポーツ観戦やゲームのプレイに適しています。色域はNTSC比120%、ピーク輝度は1500nitsです。

サウンド面ではデンマークのスピーカーブランド「DYNAUDIO」と提携。全部で18個、総出力85Wのスピーカーを内蔵しており、5.1.2chのドルビーアトモスにも対応しています。

マイク内蔵で、音声アシストやビデオ通話のためのカメラを声で呼び出せるのはスマートTVならではですね。動画配信サービスはYouku, Mango, iQiyiなど中国向けのサービスのみ対応しています。

リモコンがNFCに対応しており、スマホのミラーリングやOPPO Shareも簡単です。

MediaTek製のチップセットMT9950と8.5GBメモリを搭載しており、わずか1秒という高速起動が可能です。128GBストレージを搭載しHDMI 2.1、WiFi 6、ブルーライトフィルター、ドルビービジョン、8K動画再生などをサポートしています。

OPPO TV R1の特徴・スペック

OPPO TV R1は4K解像度の液晶ディスプレイを採用した廉価モデルです。55インチと65インチの2種類をラインナップしています。

S1と違い120Hzのリフレッシュレートには非対応です。チップセットはMediaTek製のMTK9652、メモリは2GB、ストレージは32GBを備えます。S1と比べるとスペックは劣りますが、高速起動や音声操作が可能な点は同じです。

その他にHDMI 2.1、WiFi 6、ブルーライトフィルター、20Wスピーカー、ポップアップカメラなどを搭載しています。

価格は約5.1万円から

OPPO TV S1/R1の価格は以下の通りです。

  • OPPO TV S1:7999人民元(約12.5万円)
  • OPPO TV R1 55インチ:3299人民元(約5.1万円)
  • OPPO TV R1 65インチ:4299人民元(約6.7万円)

いずれも大型ディスプレイを搭載したスマートTVとしては比較的安価ですね。

スマートTVと言えば、すでにOPPOのライバルでもあるXiaomiやOnePlusなども複数のモデルを発売しています。スマホ業界のみならず、(スマート)TV業界でも中国メーカーの競争が加速していくでしょう。

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Source: OPPO公式Gizmochina

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