OPPO初となる折りたたみスマホ、OPPO Find Nが遂に正式発表。ディスプレイはリア・インそれぞれ5.49、7.1インチと小さめとなり、後者ではLTPOディスプレイを採用している点が特徴的なモデルとなっています。
基本スペック
- Snapdragon 888
- 5.49インチFHD(1,972×988p 402PPI)AMOLEDディスプレイ(リア 中央パンチホール)・7.1インチ(1,792×1,920p 370PPI)AMOLED LTPOディスプレイ(イン 左上パンチホール)最大輝度ともに1,000nit
- Gorilla Glass Victus(リア)
- 60/1~120Hzリフレッシュレート(リア/イン)
- 120/240Hzタッチサンプリングレート(リア・通常5指/最高5指)
- 135/180Hzタッチサンプリングレート(イン・通常1指/最高3指)
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、33W有線(30分で55%、70%で満充電可能)、15Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766 f/1.8 1/1.56 1.0μm 84° OIS)+16MP超広角(IMX481 f/2.2 123°)+13MP望遠(S5K3M5 f/2.4 45° 2倍光学ズーム対応)、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.4 81°)+32MP(f/2.4 81°)、最大1,080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー Dolby Atmos
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- ColorOS 12(Android 11)
- 132.6×73.0/140.2×15.9/8.0mm(折りたたみ/非折りたたみ時)、275g
- 充電器付属
開発に4年間、6回のイテレーションをかけた、OPPO初となる折りたたみスマホ、OPPO Find N。SoCには、Snapdragon 8 Gen 1の発表により一世代前となった、Snapdragon 888を採用。
背面デザインは、OPPO Find X3 / X3 Proのようにカメラモジュールとバックパネルが滑らかに繋がっており、カメラの配置も縦3つと実にOPPOらしいものとなっています。
その特徴の一つでもあるディスプレイにおいては、外側は5.49インチと比較的小さく、内側は7.1インチとこちらも競合製品と比べると小さめに。
アスペクト比はそれぞれ18:9、8.4:9となり、外側は普通のスマートフォンと同じ、内側は正方形に近いものとなっています(Galaxy Z Fold3は外側が25:9、Mix Foldは27:9、Mate Xは19.5:9)。
折りたたまれる内側ディスプレイについては、12のレイヤーからなるカスタムメイドのセリーンディスプレイとなっており、その薄さは、競合製品のものが0.6mmである一方、0.03mmとなっているとのこと。
またリフレッシュレートは、外側が60Hz、内側は1~120Hz可変となるLTPOディスプレイを採用。
耐久性においても、TÜVによる20万回の開閉テストの後でも、折り目がほとんどないとしています。
折りたたみスマホにおいて肝心なヒンジ部分は、上画像の通り折りたたんだ際にmotorola razrのように丸く包み込まれる形となっており、実機を入手した海外のYouTuber、デイヴ・リー氏曰く、ディスプレイに折り目はなく、少し波状になっているほどとのこと。
完全に折りたたんだ際の端末の隙間、ギャップに関しては、Galaxy Z Fold3では目立つものとなっている一方、OPPO Find Nではほぼ目立たないほどのものに。ただ閉じた際の厚さでは、15.9mmと、14.4mmのGalaxy Z Fold3よりも厚いものとなっています。
また折りたたみスマホならではの機能としては、競合製品にも見られる、端末を途中まで折った状態での使用が可能となる、フレックスフォームモードに対応。50°から120°の間で自由に固定することが可能に。
カメラにおいては、50MPメイン、16MP超広角、13MP望遠の3眼と、フラッグシップとしては悪くない構成に。
折りたたみスマホであるため、上記のリアカメラを使用しての自撮りも可能ですが、インカメラは外側、内側のディスプレイそれぞれに搭載。公式サイトの記載を見る限りは、どちらも32MPと高画素なものとなっているようです。
バッテリーに関しては、容量はGalaxy Z Fold3より100mAh大きい、4,500mAhとなり、33W有線、15Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電に対応。33W有線充電では、30分で55%、70分で満充電が可能としています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28A/34/38/39/40/41(194MHz:2496-2690)/66
- 5G : n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28A/n38/n41/n66/n77/n78
約13.8万円から
カラーは云端(ホワイト)、星夜(ブラック)、浮光(紫グラデーション)の3色のみ。予約は既に受付中となっており、現地時間12月23日より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+256GB 7,699元(約13.8万円)
- 12GB+512GB 8,999元(約16.1万円)
また、当モデルに関しては、中国での発売のみとなり、グローバルでの発売予定はないとのこと。後継モデルのグローバル発売に期待したいですね。
歓声が上がるぐらいに安くてびっくりした。
サイズも割と小さ目だしめっちゃくそ欲しいが本国のみかぁ…