OnePlus 8シリーズの価格が、スロバキアのスマホショップを介してリークされました。スペックはすでにリークされており、後発でリークされている情報を見ても内容はほとんど変わりません。
今回明らかになった価格ですが、OnePlus 8のベースモデル(8GB/128GB)が729ユーロ(約8万6,000円)、12GB/256GBのモデルは835ユーロ(約9万9,000円)です。
また、上位モデルのOnePlus 8 Proは8GB/128GBで930ユーロ(約10万1,000円)、12GB/256GBは1,020ユーロ(約12万600円)となっています。
Galaxy S20シリーズの二の舞?
リークされたOnePlus 8シリーズの価格ですが、これまでの予想通りかなり高めに設定されています。もはやフラッグシップキラーの面影はなく、「ミイラ取りがミイラになった」と言ってもよいでしょう。
既に発売されているサムスンのGalaxy S20シリーズは、美しいディスプレイと優れたカメラスペックを備えていますが、その価格設定に市場の反応は悪く、すでにディスカウントが始まっています。
OnePlus以上のブランド力を持つサムスンが苦戦するのですから、OnePlus 8シリーズのみが例外、というわけにはいかないでしょう。
ワイヤレスチャージャーも価格アップの理由か
OnePlus 8シリーズは30Wのワイヤレスチャージに対応しており、専用のチャージャーが開発されています。上の画像のようなスタンドタイプで、背面はスピーカーのようになっています。デザイン性の高い、凝った作りになっているのが伝わってきますね。
このワイヤレスチャージャーが別売となるのか付属となるのかは不明ですが、その開発コストや諸経費は、本体であるOnePlus 8シリーズに上乗せされているのでしょう。
高価格スマホを買う余裕はある?
OnePlusのモノ作り精神は素晴らしく、手掛ける機種も年々ブラッシュアップされています。しかしその一方で、差別化を忘れ、他社との盲目的な競争になっている側面もあります。
Rakuten Miniのようなコンセプチュアルな機種を投じることだってできたはずです。あくまで予想ですが、新型コロナウイルスに苦しむ先進諸国の実態経済は回復に時間を要するでしょう。その中で、10万円近いスマホを買おうというユーザーは限られるのではないでしょうか。
中国国内での価格設定や受け止められ方については予想が難しいところです。中国市場向け限定で大幅値下げをしない限り、価格が原因で敬遠されるという可能性は十分にあります。もちろん折りたたみスマホなど、本当に新鮮な機種に関しては例外です。
4/14の発表まで一週間を切りました。OnePlusはどのようなプロモーションを見せてくれるのでしょうか。
Source 1: alza.sk
Source 2: WinFuture
もはや何なのか分からんな