Consumer Intelligence Research Partnersによるアメリカ国内のOSシェア調査の結果、2020年第一四半期でのiOSのシェアが過去四年間で最高の44%を記録したことが明らかになりました。
2016年から下降傾向にあったが持ち返す
2020年第一四半期になって44%までとなったアメリカ国内のiOSシェアですが、2016年同時期から順調に上がっていったというわけではありませんでした。
2016年同時期では40%ちょっとだった数字が2017年になり40%を下回っています。過去には30%近くまで国内シェアを落とした時期もあったAppleですが、最終的に44%に落ち着きました。
iOSシェア回復の要因
2018年に一度落ち込んだシェアを回復できた要因はiPhone XRのヒットがあるでしょう。また、2019年になってからiPhone 11シリーズも発売しており、それらの成功が数字に反映されていると予想ができます。
米国市場での最大のライバルであるサムスンは、フラッグシップモデルのGalaxy S20シリーズの不振が伝えられています。また、世界市場においてシェア二位の地位を競っているHuaweiも、米政府からの制裁などで壁にぶつかっています。ライバルの躓きも、Appleにとって追い風となっています。
iOSユーザーの多くがiOSを気に入っている
Consumer Intelligence Research Partnersは同時にAndroidとiOSそれぞれのユーザーのロイヤリティ調査も行っています。
ユーザーのOSへのロイヤリティはどちらも高く安定しているものの、iOSの方がやや高いという状況が毎年続いています。AppleもAndroidスマートフォンメーカー各社もユーザーの奪い合いをしていますが、どちらも数字は大きく変わらずにいます。
ロイヤリティが高いほど、次回の購入するスマートフォンでも同じOSを選ぶ動きが増えるということになります。
HUAWEI締め出しただけの効果あったなアメリカ
セコいと感じてしまう…