以前よりリークのあったMi 10 Pro+、あるいはMi 10 Pro Super Cupと呼ばれるMi 10 Proの上位モデル。中国では小米 10 至尊纪念版(エクストリーム記念版)と呼ばれ、グローバルでは、Mi 10 Ultraと呼ばれるとCEOの雷軍氏が公表しています。その公式ポスターと見られる画像が流出し、そのカラーや一部のカメラ性能が明らかとなりました。
正式発表は8月11日を予定しています。
最大120倍ズームに対応か
画像をよく見てみると、4つ並んだカメラの一番上右に「120X」の文字が。これは、その横にあるペリスコープカメラがあることもあり、120倍ズームを意味すると見て間違いないでしょう。
ズームと言えば、100倍ズームでおなじみのSamsungですが、Galaxy Note 20 Ultraではズームは最大50倍に。海外メディアではGalaxy S20 Ultraの100倍ズームの評価はあまり良くなく、ギミックと呼ばれていることを考えると、この120倍ズームも同じようなものなのではないかと心配になってしまいます。
他に画像から分かることは、そのカラー。何より右側のものは、うっすらとNFCタグや基盤のようなものが見えており、Mi 8 Proを彷彿とさせます。
しかしそのデザインはもともとMi 8 透明探索版(Explorer Edition)のものであり、Mi 10ではないと思われていたMi 10 Explorer Editionとなる可能性もないとは言えません。
もう片方は、シルバー、あるいは白といったところでしょうか。筆者としては、Mi 6で鏡面仕上げのMi 6 Silver Editionがあったため、10周年記念ということでそれを想起させるシルバーであると予想します。
Snapdragon 865搭載
その他のリークされたスペックとしては以下の通り。
- Snapdragon 865
- LPDDR5 RAM+UFS3.1 ROM
- 120Hzリフレッシュレート 1080p AMOLEDディスプレイ
- 次世代画面内指紋認証
- 4500mAhバッテリー、100または120W有線、55Wワイヤレス充電対応
- ハイレゾ対応
SoCは最新ではないSnapdragon 865となっていますが、Red Magic 5SのようにGPUカスタマイズでスコア的にはSnapdragon 865+以上の高性能を引き出している模様。有線充電も、120倍ズーム、120Hzリフレッシュレートときたら、120W充電と揃えてほしいところ。
100W又は120W充電となった場合、8月17日発表予定のvivo iQOO5を抑えて、史上初の100W以上充電対応スマホとなります。
アクセサリーのリークも
端末本体以外にも、ケースや55W対応のワイヤレス充電器のリークも。Mi 10 Ultraなどの価格については一切不明です。しかし、120倍ズーム、120Hzリフレッシュレート、100あるいは120W充電などといったスペックを考えると、Mi 10 Pro最安モデルの4999元(約7.8万円)よりは高いと見るべきではないでしょうか。
また、XiaomiはMi 10 Ultraに加え、Redmi K30 Ultraも同時に発表すると見られています。Redmi K30 Ultraの方では是非とも値段に期待したいところですね。
Source:GSMArena
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