以前よりティザーされてきたiQOO 7が中国にて正式発表されました。リークで予想されていたほど安くはありませんが、それでも先日発表されたXiaomi Mi 11よりも少し安い約6.1万円からと、Snapdragon 888搭載機最安値を更新することとなりました。Snapdragon 888搭載機としてはMi 11に次ぐ2番乗りとなりました。
基本スペック
- Snapdragon 888
- 6.62インチ1080p AMOLEDディスプレイ(パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート・1,000Hz瞬間タッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5(6,400Mbps) RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,000mAhバッテリー、120W有線充電、PD65W充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(f/1.79 OIS)+13MP超広角(120° f/2.2)+13MPポートレート(f/2.46 光学2倍 最大20倍)
- インカメラ:16MP(f/2.0)
- ステレオスピーカー
- OriginOS
- 162.2×75.8×8.7mm、209.5g
Xiaomi Mi 11に続き、第2のSnapdragon 888搭載機となったiQOO 7。120Hzリフレッシュレート対応やMi 11同様の強化版LPDDR5(6,400Mbps)RAMを搭載など、近年のフラッグシップにおいてはスタンダードなスペックに。
バッテリーにおいては4,000mAhと、競合他機種と比べると少々心もとなさを感じる容量ですが、iQOO 5 Proと同じく120W有線充電に対応し、15分で満充電を可能としています。
またソフトウェアには、Vivoの新カスタムスキン、OriginOSを搭載しており、一応その名称は「OriginOS for iQOO」となってはいるものの、通常のOriginOSとの違いがあるのかは不明です。
その他特筆すべき点としては、一時期のiPhoneやBlack Shark機に見られた感圧式タッチ対応や、4,096平方mmもの大きさを誇る冷却プレートなど。
約6.1万円から
カラーはブラックレルム、レーテントブルー、そしてBMW M モータースポーツの3色ストライプが入ったレジェンダリーエディションの3種類となっており、予約受付は既に開始、販売開始は1月15日からとなっています。また、気になるお値段は以下の通りです。
- 8GB+128GB 3,798元(約6.1万円)
- 12GB+256GB 4,198元(約6.8万円)
Xiaomi Mi 11の約6.3万円よりは確かに安いものの、同機種と比べディスプレイ解像度やタッチサンプリングレート、バッテリー容量など劣る点があるのもまた事実。
現状Snapdragon 888搭載機最安とはなりますが、例年通りであれば同じくiQOOより、同SoCを搭載しさらに安いiQOO Neoシリーズの登場が予想されます。またXiaomiのRedmi K40の存在もあるため、Snapdragon 888搭載機を最安で欲しい、という方は少し待ってみるべきではないでしょうか。
Source:iQOO
ゲーミングスマホなのにデザインが良い。
6.8インチで196gのMi11みたいに最近の軽量化の流れに乗れてないのは微妙だけど。