vivo iQOOより、iQOO 5 / 5 Proが発表。両モデルともSnapdragon 865を搭載したフラッグシップ機です。上位モデルとなるiQOO 5 Proは、先月発表された120W充電に対応しており、驚異の15分でフル充電を可能としています。
ユニークなデザインのiQOO 5 Pro
- Snapdragon 865
- 6.56インチAMOLEDエッジディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 256GB UFS3.1 ROM
- 4000mAhバッテリー、120W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(Samsung GN1 f/1.9 1/1.31 OIS)+13MP超広角(120° f/2.2)+8MPペリスコープ(f/3.4 135mm 5倍光学ズーム OIS)、8K、4K30FPS
- インカメラ:16MP(f/2.5)
- デュアルステレオスピーカー
- VCヒートシンク
- 159.6×73.3×8.9mm、198g
vivo iQOOは先日、BMW M モータースポーツとパートナー契約を結んでおり、iQOO 5 ProのこのユニークなデザインはBMWとのコラボによるものとなっています。
スペックとしては、他の一部のゲーミングスマホと同じくSnapdragon 865を搭載し、120Hzリフレッシュレートに240Hzタッチサンプリングレートと見慣れた構成。
しかし、なんといってもその特徴は120W急速充電による驚異的な充電スピード。0%から5分で50%、15分で100%、フル充電というから驚きです。しかし、バッテリー容量自体は4000mAhと、他のゲーミングスマホの4500~6000mAhに比べるとちょっと少ない、といったところでしょうか。
また、通常ゲーミングスマホではカメラはあまり重要視されないものですが、iQOO 5 Proはvivo X50 Pro+にも採用されている50MPのSamsung GN1センサーを搭載。さらに、8MPペリスコープレンズも搭載しており、5倍光学、60倍ハイブリッドズームを可能と、ゲーミングスマホとしてはなかなかのものとなっています。
フラットディスプレイのiQOO 5
※iQOO 5 Proと異なる点のみ太字
- Snapdragon 865
- 6.56インチAMOLEDフラットディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4500mAhバッテリー、55W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(Samsung GN1 f/1.9 1/1.31)+13MP超広角(120° f/2.2)+13MPポートレイト(f/2.5 2倍光学ズーム)、8K、4K30FPS
- インカメラ:16MP(f/2.5)
- デュアルステレオスピーカー
- VCヒートシンク
- 160×75.6×8.3mm、197g
iQOO 5 Proのユニークなデザインと比べ、こちらは打って変わって落ち着いた印象のモデル。iQOO 5 Proとの主な違いは、ディスプレイがフラットであることや、バッテリー容量が500mAh大きく120Wではなく55W急速充電対応、またペリスコープレンズの代わりにポートレートレンズであるなどといったところ。
iQOO 5 Proと比べこちらの方がバッテリー容量が大きかったり、値段も安かったりするため、カメラ性能や120W充電は必要ない、という消費者には良い選択肢となるのではないでしょうか。
iQOO 5 Proは約7.6万円、iQOO 5は約6.1万円から
iQOO 5、5 Proともに中国では8月24日より販売開始となっており、その価格は以下の通りです。
iQOO 5 Pro
- 8GB+256GB 4998元(約7.6万円)
- 12GB+256GB 5498元(約8.4万円)
iQOO 5
- 8GB+128GB 3998元(約6.1万円)
- 12GB+128GB 4298元(約6.6万円)
- 12GB+256GB 4598元(約7万円)
価格は、今までのiQOO機の価格を考えると、iQOOにしては高めといったところ。やはり、iQOO 5 Proは120W急速充電対応である点がこの価格に繋がっているのでしょうか。ちなみに、同様に120W急速充電対応のMi 10 Ultraは8GB+128GBが約8.1万円、8GB+256GBが約8.6万円からですので、iQOO Pro 5 Proのほうが数千円安いです。
また、カラーはそれぞれ2色。iQOO 5 Proが、カーボン調でエッジが青いトラックバージョンと、白いレザーに赤黒青の縦線が入ったレジェンダリーエディション。iQOO 5は青のスタートレースと銀のホワイトシャドウとなっています。
Source:GSMArena
やっぱ865は高くなるんだな
にしてもPROはださいな