Huaweiがアメリカに拠点をおく大手通信事業者Verizonを推定230件もの特許侵害で訴えました。Verizonは1986年に設立され、従業員数が15万人を超えているアメリカの大手通信キャリアです。
今回Huaweiは損害賠償費用約10億ドルをVerizonに請求しました。特許侵害はVerizonだけではなく、その他20社にあったと見られています。
特許侵害の範囲は有線インフラや、通信機器、lot(テレビやエアコン等がインターネットに接続する仕組みの事)技術で、特許侵害の影響で使用が禁止される可能性もあり、Verizonの取引先への影響が懸念されています。
既にHuaweiとVerizonの担当者による会議がニューヨークで6月3日に行われてましたが、両社とも議論された内容は一切明かしていません。
問題の背景は?
米国は先月にHuaweiを貿易のブラックリストに追加し禁輸措置を行いました。その影響でHuaweiはGoogleやIntel等の米国の大手企業から取引を中止されています。
特許戦略においては2企業間で特許を侵害しあっている場合、係争コストを考えてお互い黙認するケースが頻繁に見られます。そうでない場合でも、いざと言う時の武器として秘匿しておく事例もあります。
HuaweiがVerizonを訴えたのは、Huaweiの米国への報復なのかもしれません。実際に特許が侵害されたのかは不明ですが、5G特許を多数保有するHuaweiは改めてその技術プレゼンスを見せつける形になりました。
Source: Reuters
インターネットを発明して使わせてくれてるアメリカに対して難癖つけて訴えてるのは本当に草生える。
負け犬ほどよく吠えるとはこのこと。