先月Honor Magic3シリーズを中国、グローバルともに発表し、GMS搭載も確実となるなど、復活の兆しを見せるHonor。中国市場シェアにおいては、元親会社であるHuaweiはもちろん、Appleを抜いて第4位となり、同社の完全復活も近いものとなっています。
Vivo・OPPO・Xiaomiに次いで第4位に
リサーチ会社Counterpointによると、今年7月の中国市場シェアは、上画像の通りトップから順にVivo(24%)、OPPO(20%)、Xiaomi(15%)、Honor(13%)、Apple(12%)、Huawei(8%)、その他(8%)となったとのこと。
制裁以降もしばらくの間トップに君臨していたHuaweiはAppleに次いで第6位となり、元サブブランドとなるHonorに抜かれてしまっています。
高価格帯ではHuaweiが健闘
本国である中国市場においてもそのシェアを落としつつあるHuaweiですが、価格別にそのシェアを見ると、$600~$799(約6.6~8.8万円)及びそれ以上の高価格帯ではAppleに次いで2位にランクイン。
全体でのシェアは、名前が挙がっている中では最下位となってしまいましたが、高価格帯では健闘している模様です。しかし、それ以下ではOPPO、Vivo、Xiaomi、そしてHonorが大半を占めており、同社らが今後高価格帯でもその存在感を増してくることは十分にあり得ることでしょう。
ちなみに、価格帯そのもののシェアでは、$300~$599(約3.3~6.6万円)が32%でトップ、次いで$200~$299(約2.2~3.3万円)が28%、以降$100~$199(約1.1~2.2万円)が21%、$600~$799(約6.6~8.8万円)が10%、$800~(約8.8万円~)が6%、~$100(~約1.1万円)が3%となっています。
中国市場でシェアを取り戻しつつあるHonor
Honorの中国市場シェアは、昨年7月から今年4月にかけて約14%も低下してましたが、そこからHonor 50シリーズの発表も経て、Honor Magic3シリーズ発表時点で14.6%まで回復。
先月末には、深圳市にグローバルヘッドクォーターをオープンし、Honor Magic3シリーズやHonor Tab V7 Proのグローバル版でのGMS搭載を確約。(Source:GSMArena)
更にHonor 50シリーズをヨーロッパでも展開予定など、今後グローバル市場においてもその存在感を増していくことでしょう。日本市場への再参入にも期待したいですね。
Via:GIZMOCHINA
14億の12%で1億6800万
1割強のシェアで軽く日本の総人口超えてくる中国インド市場は半端ない