Honorより数字シリーズ最新モデル、Honor 70、70 Pro、70 Pro+が正式発表。3機種全てがSony IMX800を採用しており、50MP超広角兼マクロレンズや32/50MPインカメラなど、高画素センサーを多く搭載している点が特徴のモデルとなっています。
目次
Honor 70 Pro / 70 Pro+
- Dimensity 8000/9000
- 6.78インチFHD+(2,652×1,200p 19.8:9)OLED4辺カーブ(エッジ)ディスプレイ(中央パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート
- 8/12GB RAM + 256/512GB ROM
- 4,500mAhバッテリー、100W有線充電に対応(30分で満充電可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:54MPメイン(IMX800 f/1.9 1/1.49)+50MP超広角兼マクロ+8MP望遠(OIS 光学3倍ズーム対応)、EIS、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:50MP(f/2.4 100°)EIS、最大4K動画撮影対応
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- Magic UI 6.1(Android 12)
- 163.9×74.6×8.18mm、192g
- 充電器付属
SoCにはProモデルがDimensity 8000、Pro+モデルはその上位となるDimensity 9000を採用。ProモデルとPro+モデルの違いはSoCのみとなり、カメラ性能やサイズ、デザイン等、他スペックは同じものとなっています。
Sony IMX800を初採用
何よりの特徴となるカメラですが、カメラ構成はリアカメラが54MPメイン、50MP超広角兼マクロ、8MP望遠、そしてインカメラは50MPと、高画素センサーが多く採用されています。
リアメインカメラでは、世界初となるSony IMX800を採用。大きさは1/1.49インチとなり、iPhone 13と比べ感光面積が55%、フルピクセルフォーカシングユニットは12.5%、ビデオにおけるダイナミックレンジは1EVアップしているとのこと。
また超広角レンズはマクロレンズも兼ねており、マクロモードでの動画撮影にも対応しています。
光学3倍・最大30倍ズームに対応
望遠レンズはOISに対応し、光学3倍、最大30倍ズームに対応。
インカメラは、FOVが100°とiPhone 13よりも広角なものに。
Vlog用撮影モードを搭載
Honor数字シリーズはVlogをテーマとしており、ソフトウェア面では、Vlog用に、複数人の動画撮影時に、指定した人物をAIが認識し、その人物が常に中心に来るように収めた動画を全体のものとは別に出力する、主人公モードを搭載。
その人物がカメラの死角に入った場合は、フォーカスはその場で止まり、再び現れた際は、30ミリ秒で再識別し、現れた場所にフォーカスがすぐさま移動する仕様となっているようです。
また対象人物の切り替えも可能であり、全体、主人公の両方の動画において美顔フィルター、手ぶれ防止に対応しているとのこと。
4辺カーブディスプレイ搭載
ディスプレイは、前モデルHonor 60 Proに引き続き4辺がカーブしたものに。サイズは6.78インチで120Hzリフレッシュレートに対応、OLED、そしてパンチホールは中央に位置と、基本的にスペックは60 Proと変わりはないようです。
100W超急速充電に対応
バッテリー周りに関しては、100W超急速充電に対応し、30分で満充電が可能。ただその代わりか、バッテリーは4,500mAhと一般的な容量に。
その他特徴としては、前モデル比で振動25%、低音33%アップしたステレオスピーカー、NFC搭載など。イヤホンジャックは非搭載となっています。
ソフトウェアに関しては、Honorのカスタムスキン最新バージョン、Magic UI 6.1を搭載。
HonorによるGPU最適化、GPU Turbo Xでは、シェダーレンダリング性能が30%アップ、消費電力は5%、温度は1℃下がっているとのこと。
Dimensity 8000搭載の70 Proでは、王者栄耀を1時間プレイした際の平均フレームレートは118fps、原神を30分プレイした際は55fpsに。
ネットワーク速度についても、最適化「Link Turbo X」により、iPhone 13と比べダウンロード速度は5倍に。
またゲーム時におけるネットワークの遅延においては、平均で30%程低下しているとのこと。
OSの最適化となるOS Turbo Xについては、20個アプリを開いた時に、他社機種では12個がタスクキルされず残ったところ、Honor機では20個残っていると、バックグラウンド処理に優れている模様。
また3年経った際の性能の低下率が、iPhone 13が3.95%である一方、Honor 70 Proは2.4%であるなど。
iPhoneではiOS 15より対応している、画像から文字を読み取り翻訳したり、電話を掛けることなどができるテキスト認識機能にも対応しているようです。
アクセサリーに関しては、Honorが例年開催しているグローバルデザインコンテスト、Honor Talentsの2021年の優勝者がデザインした純正ケースが用意。
また同コンテストは、今年は5月30日から10月7日までエントリーを受け付けており、グローバル優勝者には現金80,000元(約153.2万円)、各部門ごと3位までは6,000~60,000元(約11.5~114.9万円)、特別賞には500~5,000元(約1~9.6万円)の賞金が用意されています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/8/19/28A/34/38/39/40/41
- 5G : n1/5/8/28A/41/77/78
約7.1/8.2万円から
カラーは70 Proが亮黑色(ブラック)、薄雾金沙(ゴールドグラデーション)、墨玉青(グリーン)、流光水晶(ホワイトグラデーション)の4色、70 Pro+はそれから流光水晶を除いた3色が用意。
どちらも予約受け付けは既に開始されており、70 Proは現地時間6月10日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)、70 Pro+は6月16日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)より販売開始。価格は以下の通りです。
Honor 70 Pro
- 8GB+256GB 3,699元(約7.1万円)
- 12GB+256GB 3,999元(約7.7万円)
- 12GB+512GB 4,399元(約8.4万円)
Honor 70 Pro+
- 8GB+256GB 4,299元(約8.2万円)
- 12GB+256GB 4,599元(約8.8万円)
Honor 70
- Snapdragon 778G+
- 6.67インチFHD+(2,400×1,080p 20:9 395PPI)OLEDカーブ(エッジ)ディスプレイ(中央パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート
- 8/12GB RAM + 256/512GB ROM
- 4,800mAhバッテリー、66W有線充電に対応(約45分で満充電可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:54MPメイン(IMX800 f/1.9 1/1.49)+50MP超広角兼マクロ(f/2.2)+2MP深度(f/2.4)、EIS、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.4)EIS、最大1,080p動画撮影対応
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- Magic UI 6.1(Android 12)
- 161.4×73.3×7.91mm、178g
- 充電器付属
無印モデルとなるHonor 70は、SoCにSnapdragon 778G+を採用。ちなみに前モデルとなるHonor 60はSnapdragon 778G、60 ProはSnapdragon 778G+を搭載しています。
また無印モデルながら、Proモデルら同様にSony IMX800をリアカメラのメインレンズに採用しており、超広角兼マクロレンズも同様の50MPと、前モデルの8MPと比べ、確実にアップグレード。一方でインカメラはHonor 60と同じ32MPとなっています。
ディスプレイはHonor 60と同様、通常のエッジディスプレイに。120Hzリフレッシュレート対応や、4,800mAhバッテリー、66W急速充電対応、イヤホンジャック非搭載など、その他のスペックについては前モデルから基本的に変わっていません。
サイズもHonor 60(7.98mm・179g)と比べ少し薄く軽くなった(7.91mm・178g)といったところで、同モデルとの違いとしては上記の通り、SoCとカメラ、そしてサイズのみとなっています。
対応バンド
- 4G : B1/3/4/5/8/19/28A/34/38/39/40/41
- 5G : n1/5/8/28A/41/77/78
約5.2万円から
カラーは亮黑色(ブラック)、流光水晶(ホワイトグラデーション)、墨玉青(グリーン)、冰岛幻境(水色グラデーション)の4色展開。予約受け付けは既に開始されており、現地時間6月7日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)より販売開始。価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+256GB 2,699元(約5.2万円)
- 12GB+256GB 2,999元(約5.7万円)
- 12GB+512GB 3,399元(約6.5万円)
Honor Watch GS 3に新色登場
今年初めに、Honor初の折りたたみスマホ、Honor Magic Vと同時発表された同社スマートウォッチ最新モデル、Honor Watch GS 3に新色「橙色夏日」(オレンジ)が登場。
予約受け付けは既に開始されており、現地時間6月16日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)より販売開始。
価格はブラック(ラバーストラップ)モデルと同様の1,299元(約2.5万円)となっています。
このシリーズってどうなんですか?
腐ってもHuaweiだし性能的にも悪くないから少し気になってる