Googleが「Pixelbookの開発を中止した」との情報が流れてきました。PixelbookはGoogle謹製のChromebookですが、ここ数年は新モデルがリリースされていません。
今年5月のGoogle I/OではハードウェアチーフであるRick Osterloh氏が「将来的にPixelbookをやるつもりだ」と発言しています。その発言からわずか数ヶ月で開発中止となるのでしょうか。
コスト削減でPixelbookの開発が中止に
海外ガジェットメディアThe Vergeによると、次期Pixelbookの開発はかなり進んでおり、来年にもリリースされる予定だったようです。しかし、残念ながらPixelbookの開発は中止となりました。すでに開発チームも解散し、チームのメンバーも他の部署へ異動させられたようです。
現在は2020年にリリースされたPixelbook Goの販売が継続されているようですが、こちらもいずれは販売停止になるでしょう。
Pixelbookの開発を中止する理由は、Google内部のコスト削減のためのようです。現在はレノボやAcer、HPなど多数のメーカーがChromebookをリリースしています。「わざわざGoogleが率先して端末をリリースする必要はなくなった」と判断したのかもしれません。
また、Googleはタブレット端末Pixel Tabletをリリースすることを公式予告しています。また、Pixel TabletのProモデルを準備中との噂もあります。ライバルのAppleはiPadの上位機種とMacBookのチップを共通化(Apple Silicon M1やM2)させています。Googleはタブレット端末にノートPC的な機能を担わせるつもりなのかもしれません。Pixelbook廃止後のGoogleのハードウェア戦略に注目です。
いつのニュースだよ…