1億画素超えのクアッドカメラは、次世代フラッグシップ機にふさわしいハイスペック性能になりそう。
韓国のMecaTech Systemsという企業が、Samsung Galaxy S11のペリスコープ(望遠)カメラのモジュールテストを開始したというリーク情報が飛び込んできました。
モジュールテストとは構成部品の動作チェックテストのことで、新製品発売に先立つ確認の意味合いを持ちます。
日本人にとって、MecaTech Systemsの名はあまり馴染みがありません。しかし、この企業は15年間に渡ってモジュールテストの分野で実績を持ち、小規模ながら強い企業の代表格として、2017年に韓国政府の認定を受けています。
このようなテストの開始により、公式発表に向けた準備が着々と進んでいることが伺えます。
ペリスコープ(望遠)カメラについて
これまでのリークによれば、Galaxy S11のカメラはSamsung ISOCELL Bright HMXセンサーを採用し、メイン108MPのクアッドカメラとなる予定でした。
また、5倍光学ズームという情報もありましたが、今回のリーク情報によれば、ペリスコープカメラが光学ズームの役割を担うことになります。
ペリスコープカメラとは、潜望鏡の原理を応用した屈折光学系カメラのこと。
この技術を採用することにより、高倍率光学ズームを搭載しても、リアカメラ部分の厚みを抑えることが可能です。
同じ構造を採用したモデルとしては、世界最高クラスのカメラ性能を持つHuawei P30 Proが挙げられます。
分光器の搭載も?
また、併せて分光器の搭載も噂されています。この装置は、赤外線を対象物に当てることで、構成物質を測定する機能を持っています。
分光器の主な用途として、ヘルスケア分野における活躍が期待できます。
例えば、カット果物の栄養価や、お酒のアルコール濃度などの測定が可能になるそうです。また、人間の肌に使うことで水分量や脂肪分を知り、スキンケアにも活用できるとのこと。
近未来的で非常にハイテクな技術です。
Samsungは、最近になってモバイル機器向け分光器の特許を取得しており、これもGalaxy S11発売に向けた布石の一つと噂されています。
ペリスコープカメラを採用したスタイリッシュな外観が期待できるだけでなく、ハイテク機能の搭載も噂されるGalaxy S11。公式情報の発表が俄然待ち遠しくなりますね。
Source: Gizchina, The Elec, Tech Lapse, Slashgear
梨愛カメラがダサいのはなんとかならんのか・・・
z6proみたいに縦でええやんもう