これまで精力的に折り畳みスマホをリリースしているサムスンですが、2021年にはさらに3種類以上の折り畳みスマホを発売するかもしれません。有機EL関連のリサーチ会社であるUBI Researchがサムスンの新しい折り畳みスマホについて報じました。
さらに、iPhone関連のリークで有名なディスプレイの専門家であるRoss Young氏のツイートによると、サムスンに続いてOPPO、vivo、Xiaomi、Googleからも折り畳みスマホが2021年中に発売される可能性が高いようです。
Second half of 2021 is going to be really exciting for foldable smartphones. At least 3 models from Samsung, 4 models from Oppo, Vivo and Xiaomi and 1 model from Google...BTW, no Z Fold Lite - Z Flip Lite. Specs for all are in our latest Foldable Report.
— Ross Young (@DSCCRoss) December 10, 2020
サムスンは現行モデルの後継機&廉価モデルをリリースか
UBI Researchによると、サムスンはGalaxy Z Fold 3、Z Fold Lite、Z Flip 2の3機種を2021年にリリースする予定です。Galaxy Z Fold3とZ Flip 2は現行モデルの後継機、Z Fold Liteは廉価版という位置づけになるでしょう。
一方、Young氏はZ Fold Liteは存在せず、Galaxy Z Flipの廉価モデルであるZ Flip Liteが登場すると主張しています。Galaxy Z Flip Liteについては、すでに開発中との噂もあります。
いずれにせよ、サムスンが2021年に複数の折り畳みスマホをリリースすることは間違いないでしょう。
GoogleやXiaomiなど他メーカーからも続々と発売
Young氏によると、2021年後半にはGoogle、Xiaomi、OPPO、vivoからも折り畳みスマホがリリースされるようです。
Googleは2020年8月にpassportというコードネームの折り畳みPixelを開発中と報じられました。その折り畳みPixelが2021年の第4四半期に登場するとされています。
長らく噂が流れていたXiaomiの折り畳みスマホですが、xda-developersによるとMIUI 12の中にCetusというコードネームの折り畳みスマホと思われるデバイスの情報が見つかっています。Xiaomi初となる折り畳みスマホは2021年中にも発表されると予想されています。
また、先日巻き取り式ディスプレイのコンセプト機を発表したOPPOやvivoのサブブランドのiQOOにも、折り畳みスマホ開発の噂があります。
これまで折り畳みスマホの話題はAndroidが中心でしたが、Appleも2022年に折り畳みiPhoneを出すとの噂が出ています。複数のメーカーからリリースされることで、折り畳みスマホの低価格化と普及が加速するかもしれませんね。
Source : phoneArena (1), (2), Twitter, xda-developers
こぞって参戦するほどの市場かな