ヨーロッパではUSB-C搭載を義務づけるための規制介入の動きが進んでいますが、新たに着脱式バッテリーの採用が必須になる可能性があるとされています。これにより、スマホ業界が大きく影響を受ける一方で、ユーザーはメリットを受ける可能性があります。
USB-Cの採用に加えてバッテリーも着脱式の採用を促す動き
ヨーロッパ地域において新たにポータブル電子機器に対し着脱式バッテリーの搭載を義務づけるための規制準備が進んでいることが報じられました。
この規制となるポータブル電子機器ですが、電動スクーターなどの大型製品から小型機器まで対象となり、これにはスマホも含まれることになるといいます。
現在はまだ正式に通過していないこの規制ですが、施行が決定した場合はメーカーに3.5年の猶予が与えられるといいます。メーカーはこの猶予期間内に対象の自社製品に着脱式バッテリーを搭載できるよう準備する必要が出てきます。
ここ近年ではスマホの薄型化などのために着脱式バッテリーの搭載はほとんど見られなくなっています。着脱式バッテリーはユーザー側でバッテリー交換ができるため、メリットも多く復活を期待する声もいまだにみられます。今回の規制については実際に議会で通ることになるか注視する必要があるでしょう。
Source: European Parliament
OSアップデート最低5回なんかも義務化して欲しいな、小規模メーカー死ぬかもしれんけど。