360度カメラ、RICOH THETAの最新モデルかな…。
いえいえ、なんとこちらは開発中であるEssential phoneの新モデル、「GEM」というのだから驚きです。Essential phoneはAndroidの開発に携わったアンディ・ルービン氏が手がけるスマホブランドで、新モデルの発表が噂されていました。
しかし、このような細長&極彩色なスマホを誰が予想したでしょうか。ディスプレイサイズやアスペクト比は不明ですが、21:9という比率を持つXperia 1の比ではありません。盛り上がった単眼のカメラレンズも相まって360度カメラ、RICOH THETAのようなビジュアルです。
ちなみに「GEM」とは宝石を意味し、新しいEssential phoneは見る角度によって色の変わる塗装が施されています。カメラ下のくぼみが指紋センサーだとすればきちんと反応するのでしょうか…。
New UI for radically different formfactor pic.twitter.com/Es8hFrTuxx
— Andy Rubin (@Arubin) October 8, 2019
手に持っている画像を見る限り、横幅は5cmほどと推測されます。ベゼルの細さが際立ちますね。そして表示されているのはGoogleマップ、このような変則的なディスプレイに対しても崩れることなく表示されています。
少しわかりにくいですが、画面左上にはインカメラのパンチホールが確認できます。細長い躯体に対してはノッチデザインの方がバランスが良いかもしれません。
We've been working on a new device to reframe your perspective on mobile. It's now in early testing with our team outside the lab. Look forward to sharing more in the near future! #ProjectGEM pic.twitter.com/BnVy7yM2Kj
— Essential (@essential) October 9, 2019
ホーム画面にはWindows Mobileを思わせるタイルが並びます。推測ですが縦にスクロールする形でアプリなどを選択していくのでしょう。
大画面化が進むスマホ市場において、小型化ではなく縦長化という選択肢を取った新しいEssential phoneはまさにイノベーティブ。実用や普及以上に、開発されたことが市場にとって大きな刺激になるでしょう。
現在、この新しいEssential phoneのスペックは不明で、発売日なども明かされていません。しかし完成度から見て、発表と発売はそう遠くないと思われます。
折りたたみスマホの登場もあり、当たり前だったスマホの形が少しずつ変わり始めていますね。10年後、ポケットに入っているのはどんなスマホなのでしょうか。
Source: gizmochina.com
かっこいいけど尻ポケは無理だな。専用ポーチとかをベルトにつけるんだろうか。