MediaTekの次期フラッグシップSoCとなるDimensity 2000ですが、競合製品のSnapdragon 898よりも20%省電力となるとのリークがありました。今年末ないし来年初めに発表されると見られており、今後より多くのフラッグシップモデルでの採用が期待されています。
CPU性能と省電力性でSnapdragon 898に勝るか
中国メディア快科技(MyDrivers)によると、Dimensity 2000はSnapdragon 898と比べ、20~25%省電力となるとのこと。また、そのパフォーマンスも非常に高いものとなり、来年のフラッグシップモデルのSoCの候補として十分なものとなるとしています。
著名リーカーDigital Chat Station氏によると、同SoCはTSMCの4nmプロセス製造となり、最新のARMv9アーキテクチャを採用。
CPUにはCortex X2(3.0GHz)及びA710とA510を採用し(Snapdragon 898とExynos 2200も同じ構成だが同SoCらはサムスン4nmプロセス製造)、GPUではMali G710を採用するとのこと。
ARMの公式発表によると、Mali G710は前世代のG78と比べ20%性能、省電力性が向上しているようです(AMD製GPU搭載ExynosはG78と比べ30%性能向上とのリーク)。
Snapdragonと比較すると、そのCPU性能はSnapdragon 898と同様乃至高いものとなり、GPU性能においてはSnapdragon 888より高いものとなるとされています。
総合性能ではSnapdragon 898に軍配が上がりそうですが、そのバッテリー持ちにおいては大いに期待ができそうです。
発表時期に関しては、例年のSnapdragon 8xxシリーズ同様の年末か、あるいは来年初めと見られており、今後更なるリーク情報が出てくることと思われます。今後の続報に期待ですね。
Source:快科技(MyDrivers), Weibo
スマホ版Ryzenみたいだな