8月初旬に発表され、つい先日販売が開始されたGalaxy Note 10シリーズ。その中でも、DxOMarkのランキングでHuawei P30 Proを抜かしトップの座に躍り出て、一際目立っているGalaxy Note 10+ 5G。その修理の難易度スコアが、iFixitによって公開されました。
スコアは10段階で最も修理しやすい場合が「10」、修理しづらい場合は「1」。Galaxy Note10+ 5Gのスコアは3となっており、前モデルのGalaxy Note 9の4より1下がった結果となりました。5G版に限らず通常のGalaxy Note 10+も同様の3で、iPhone XSやXRの6のスコアの半分となっています。
前モデルとの内部構造上の大きな違いは、スペースを確保するためにマザーボードが積み重なっていることです。しかし、そのせいでマザーボードとドーターボードを繋ぐケーブルがバッテリーに被さる形となり、結果としてバッテリーの交換がより難しいものとなっています。
ディスプレイを交換するためには端末を完全に分解するか、その端末の半分を交換しなければならないことはかなり致命的。ディスプレイの修理が一気に難しくなっています。
逆に修理しやすい点として、ネジのサイズが全て同じであるためドライバー一つだけで分解できることが挙げられています。他の特徴として、多くの部品がモジュール式で個別に交換可能であることが挙げられていますが、それは他の機種でも同じであり特に優れている点とは言えないそうです。
スマートフォンを修理する際、一番多いのはやはりディスプレイの交換ではないでしょうか。Galaxy Note10+は割れにくいことが耐久テストで判明しているものの、スマホを頻繁に落とす人にとっては考えさせられる弱点でしょう。
ディスプレイを修理する際、手間がかかる分値段もより高くなるかもしれません。Galaxy Note 10+を買った方は、強化ガラスフィルムの購入を忘れないようにした方が良いでしょう。
Source : iFixit
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