2020年になってから急激に数を増やすようになったパンチホール搭載機種。世界的な人気を誇るGalaxy Sシリーズでも、Galaxy S10シリーズになってから採用がされています。業界で採用された当初は多くなかった支持者も徐々に増え、すでに世間でも受け入れられています。
パンチホールですが、「バッテリー残量をリング状に囲むように表示させる」という活用方法が実は存在します。これはメーカーの公式機能ではなく、有志デベロッパーが開発したものとなっています。この記事ではその設定方法を解説します。
※紹介するアプリのインストールおよび使用はすべて自己責任で行ってください
Energy Ringというアプリでバッテリー残量を表示させる
今回紹介をするのはEnergy Ringというアプリです。Google Playストアからインストールが可能となっており、そのアプリ名は正式に「Energy Ring - Universal Edition!」となっています。
ストア上のデータでは、累計インストール回数は50万回以上で、最後のアップデート2021年2月17日です。
このアプリは元はGalaxyスマートフォン向けに開発がされたものでしたが、パンチホール搭載機種の普及もあり一部メーカーの機種も対応するようになりました。
以下は公式の対応機種です。
* Galaxy Z Fold 2, S10, S20, S20 FE, S21, Note 10, Note 20 series, Z Flip (5G), A60, A51, A71, m40, m31s
* Pixel 4a (5G), 5
* OnePlus 8 Pro, 8T, Nord
* Motorola Edge (+), One Action, Vision, G(8) Power only
* Huawei Honor 20, View 20, Nova 4, 5T, P40 Lite, P40 Pro
【アプリのインストールはこのリンクからもできます(タップ)】
設定方法を解説
筆者の環境はGalaxy S10(グローバル版:One UI 3.1)です。こちらは公式対応機種ではありませんが、問題なく動作しています。
1)アプリを開くと上のような画像になります。右上のバーをスライドさせ、「インストール済みのサービス」からEnergy Ringをオンにします。
真ん中にある円(RING ORIGIN)はバッテリー残量のゲージ(=リング)がどこからスタートするかの地点を示しています。時計の12時の位置でも、6時の位置など、好きな地点に設定をします。
2)その下の「RING THICKNESS」では、スライドをさせてゲージの太さを調整します。機種によってパンチホールの大きさは異なるため、バランスのよい太さを見つけます。筆者の設定は「4」です。
3)「Transparent background」をオンにすると、100%のうちのバッテリーから減った分はゲージに表示されなくなります(透明になる)。オフの状態では減った分は黒く残り続けます。
4)「Show on lockscreen」をオンにすると、ロック画面でもゲージが表示されます。
5)「RING DIRECTION」はゲージの進行方向です。
「CLOCKWISE」ではゲージのバッテリー残量が反時計回りに減っていき、「ANTI-CLOCKWISE」ではそれが時計回りになります。「BIDIRECTIONAL」は12時の地点から6時の地点まで、両方向から減っていきます。
6)「RING VISIBILITY」はフルスクリーン表示中にゲージを隠す機能です。
7)「CHARGING ANIMATION」は、充電中にゲージがどのような動きをするかアニメーションの選択ができます。
8)最後にユーザーが選ぶのはゲージのカラーリングです。「COLOR CONFIGURATION」から「Segments」を選択してください。他の項目はテスト中のため紹介をしません。
ここで、バッテリー残量が何%から何%の間にどのカラーを表示させるのかを設定してください。20%刻みでカラーが変わる設定や、100%から1%まで一つのカラーを表示させるなど、すべてはユーザー次第です。
これにてEnergy Ringが動作する環境になりました。使っていくにつれて自分好みの設定やカラーリングを見つけていくのも楽しいでしょう。
※筆者はこのアプリに関する不具合の解決や機種ごとの動作検証などは行っていません。
クソダサパンチホール飽きたからiphoneに買い換えるわ
すまん!