Vivoのゲーミングブランド、iQOOより最新フラッグシップモデル、iQOO 9及び9 Proが中国にて正式発表。
Proモデルは、2Kディスプレイや150°の超広角レンズを搭載し、120W有線、50Wワイヤレス充電に対応するなど、ゲーミングスマホとしてはかなりのハイスペックモデルとなっています。
iQOO 9
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.78インチFHD+(2,400×1,080p 19.8:9)Samsung E5 AMOLEDフラットディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,500nit
- 120Hzリフレッシュレート
- 8/12GB LPDDR5(6,400Mbps)RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,700mAhバッテリー、120W有線充電に対応(19分で満充電可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(ISOCELL GN5 1/1.57 f/1.75 OIS)+13MP超広角(120° f/2.2)+12MPポートレート(f/1.98 光学2倍、最大20倍ズーム対応)、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:16MP(f/2.45)
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- OriginOS Ocean(Android 12)
- 164.55×76.7×8.37mm、206.1g
無印モデルとなるiQOO 9ですが、Proモデル同様にSoCにSnapdragon 8 Gen 1を採用。
さすがにディスプレイ解像度はFHD+(1,080p)となっていますが、それでも、iQOO 8シリーズではProモデルのみが採用していたSamsung E5 AMOLEDディスプレイを採用しており、前モデル同様、ディスプレイ用独立チップを搭載し、感圧式タッチにも対応。
カメラは50MPメイン、13MP超広角、12MPポートレートのトリプルカメラと、Proモデルと比べると劣りますが、メインレンズではProモデルと同じISOCELL GN5を採用。
バッテリーに関しては、4,700mAhで120W有線充電とこちらもProモデル同様ですが、ワイヤレス充電には非対応となっています。
冷却においては、3,923㎟のVC液冷や、立体的なグラファイトシートを搭載しているとのこと。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28A/34/38/39/40/41
- 5G : n1/n3/n5/n8/n28A/n41/n77/n78
約7.3万円から
カラーは传奇版(ホワイト)、赛道版(ブラック)、锋芒(オレンジ)の3色展開。予約は既に受付開始となっており、現地時間1月12日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+256GB 3,999元(約7.3万円)
- 12GB+256GB 4,399元(約8万円)
- 12GB+512GB 4,799元(約8.7万円)
iQOO 9 Pro
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.78インチQHD+(3,200×1,440p 20:9 517PPI)Samsung E5 AMOLED LTPOエッジディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,500nit
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5(6,400Mbps)RAM + 256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,700mAhバッテリー、120W有線(19分で満充電可能)、PPS、PD3.0、50Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:50MPメイン(ISOCELL GN5 1/1.57 f/1.75 ジンバルスタビライゼーション)+50MP超広角兼マクロ(150° f/2.27)+16MPポートレート(f/2.23 2.5倍光学、最大30倍ズーム OIS)、最大8K動画撮影対応
- インカメラ:16MP(f/2.45)
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- OriginOS Ocean(Android 12)
- 164.81×75.2×8.83/9.21mm、209.98/203.92g(ホワイト/オレンジ)
ProモデルとなるiQOO 9 Proでは、前モデル同様2K(QHD+、1,440p)LTPOディスプレイを搭載。
50Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電にも対応し、画面内指紋認証も、認識範囲が広く指紋2つでの解除にも対応している第2世代超音波式のものに対応。
カメラは50MPメイン、50MP超広角、16MPポートレートと、ゲーミングスマホとしてはかなりの高スペックとなり、メインレンズではVivo特有のジンバルスタビライザー並みのスタビライゼーション、ポートレートレンズではOISに対応。
超広角レンズの画角は、昨日発表されたrealme GT 2 Proのものと同じ150°とかなり広いものに。
またその広さを活かした、上画像のような撮影モードにも対応しています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41/42/66
- 5G : n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79
約9.1万円から
カラーは传奇版(ホワイト)、燃擎(オレンジ・レザー)の2色のみ。こちらも予約は既に受付開始となっており、現地時間1月12日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。その価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB 4,999元(約9.1万円)
- 12GB+256GB 5,499元(約10万円)
- 12GB+512GB 5,999元(約10.9万円)
135gの小型120W GaN充電器など
W数と比例してサイズが大きくなりがちな充電器ですが、以前のものより小型化した120W GaN充電器も発表。価格は299元(約5,400円)となっています。
また昨年末に発表されたVivo Watch 2用の、iQOO 9シリーズのカラーリングに合わせたバンドも用意されており、こちらは価格がブラックは169元(約3,100円)、オレンジ、ホワイトが199元(約3,600円)です。
このカメラモジュール横に伸ばす謎のデザインやめてほしい。