Huaweiより、novaシリーズ最新モデルとなるHuawei nova 9及び9 Proが正式発表。4G版Snapdragon 778GをSoCに採用し、RYYBの5,000万画素センサーをメインレンズに採用している点が特徴となっています。
目次
Huawei nova 9 Pro
- Snapdragon 778G 4G
- 6.72インチFHD+(2,676×1,236p)OLEDディスプレイ(左上ダブルパンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8GB RAM + 128/256GB ROM
- 4,000mAhバッテリー、100W有線充電に対応(20分で満充電可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(RYYB f/1.9)+8MP超広角(f/2.2)+2MP深度(f/2.4)+2MPマクロ(f/2.4)
- インカメラ:32MP超広角(100° f/2.4)+32MPポートレート(f/2.0)
- Bluetooth 5.2
- HarmonyOS 2
- 163.4×74.4×7.97mm、186g
- 充電器付属
SoCにはミドルハイのSnapdragon 778Gを採用していますが、米国による制裁により4G版を搭載。
そのデザインにおいては、正面背面ともにどこかで見たことがあるようなものとなっています。
前モデルとなるHuawei nova 8 Proも似たような形のカメラモジュールでしたが、今回はカメラの配置が異なるものとなっています。
5,000万画素のRYYBセンサーをメインレンズに採用
当モデルの特徴は、何といってもそのカメラにあり、リアカメラでは5,000万画素のRYYBセンサーをメインレンズに採用(センサー名の記載は見当たらず)。
3,200万画素×2のインカメラ
インカメラでは、3,200万画素センサーを2つ搭載しており、夜においても明るい自撮りが可能としています。
同様の機能はHonor機でも見られますが、こちらは動画撮影時にHuawei Freebudsをマイクとして利用可能。
HarmonyOSによる連携機能等
またHarmonyOSの連携機能により、動画撮影の際に、複数の端末のカメラを切り替えながらの撮影が可能。
スマートウォッチでのシャッターボタンの操作も可能。同OSのその他の機能としては、スマホの通知や着信などをタブレット等他の端末での受信が可能など、連携に優れたものとなっています。
プライバシー面においては、チャット画面のスクリーンショット時に相手の名前にモザイクがかかる機能や、写真の位置情報削除機能など。
冷却性能は、VC液冷を2つにグラファイトシートを搭載するなど、ミドルレンジ機としては十分なものとなっているようです。
Huawei nova 9
- Snapdragon 778G 4G
- 6.57インチFHD+(2,340×1,080p)OLEDディスプレイ(中央パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8GB RAM + 128/256GB ROM
- 4,300mAhバッテリー、66W有線充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(RYYB f/1.9)+8MP超広角(f/2.2)+2MP深度(f/2.4)+2MPマクロ(f/2.4)
- インカメラ:32MPポートレート(f/2.0)
- Bluetooth 5.2
- HarmonyOS 2
- 160×73.7×7.77mm、175g
下位モデルとなるこちらは、SoCやリアカメラはProモデルと変わらず、ディスプレイが小さくなり、より薄く、軽くなっています。
一方で、バッテリー容量は300mAh増加の4,300mAhとなり、充電速度は100W→66Wにダウン。また、インカメラの3,200万画素センサーは1つだけに。
デザインも、Proモデル同様、中央パンチホールなどどこかで見たことがあるものとなっています。
アクセサリー類
最大10日間のバッテリー持ちや、96種類のワークアウトモード、心拍数測定などが特徴のHuawei Watch Fitに新色、西柚紅、海岛が登場。予約受付は既に開始され、9月29日より販売開始。その価格は799元(約1.4万円)となっています。
日本発売もされているHuawei FreeLaceの廉価版、Huawei FreeLace活力版は、18時間のバッテリー持ち、25gの軽量、通話時にAIによるノイズリダクション、110msレイテンシー、磁力で左右のイヤホンがくっつく機能が特徴。
こちらも既に予約受付を開始しており、9月27日より販売開始。価格は269元(約4,600円)です。
今年7月に日本発売となったHuawei MatePad 11には、新色「夏日胡杨」が登場。Wi-Fi版の256GBモデルのみとなり、予約受付は既に開始済み。9月29日より販売開始となり、その価格は3,299元(約5.6万円)となっています。
スマートスピーカーのHuawei AI Speaker 2eは、ドットディスプレイを搭載し、表情・時刻・天気・音符マークなどの表示が可能。スピーカーは6Wとなり、通話の受話器や、内線電話機としての利用が可能となっています。
こちらも既に予約受付開始となり、11月1日より販売開始。価格は199元(約3,400円)です。
GaN採用の極薄66W充電器は、厚さ10.5mm、重さ62gと、その薄型軽量が特徴。9月29日より販売開始となり、価格は299元(約5,100円)となっています。
またHuawei P50及びP50 Pro発表時に言及のあった、既存モデルのストレージのアップグレードですが、大半のHuawei nova及び一部のEnjoyシリーズ機は、既に今月より受付が開始となっている模様です。
約4.6万円から
カラーは2機種共通で亮黑色(ブラック)、绮境森林(グリーン)、普罗旺斯(紫)、9 号色(グラデーション水色)の4色展開。予約受付は既に開始しており、9月29日より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
Huawei nova 9 Pro
- 8GB+128GB 3,499元(約6万円)
- 8GB+256GB 3,899元(約6.6万円)
Huawei nova 9
- 8GB+128GB 2,699元(約4.6万円)
- 8GB+256GB 2,999元(約5.1万円)
偶然だぞ