インドの大手通信キャリアであるJioの親会社のリライアンスインダストリー(RIL)は、イベント内でGoogleと共同開発をした国内市場向けのJioPhone Nextの存在を明らかとしました。インド国内では低価格Android機の需要が非常に高く、この機種も市場の特徴に合わせたものとなっています。JioPhone Nextは9月10日より発売されることが決定しています。
インド国内で最安レベルとなるAndroid機種に
JioPhone NextはGoogleと共同でインド市場のために開発がされた機種となっています。具体的なスペックについては明かされておらず、セールスポイントとなる特徴のみが伝えられています。
発表によると、ボイスアシスタント機能、翻訳機能、高いクオリティのカメラ、スクリーンの文字読み上げ機能などが特徴として挙げられています。GoogleアシスタントとJioによるJioSaavanなどのキャリアアプリとの提携も上手く作られているということです。
カメラはリアにシングルカメラが搭載されており、指紋センサーは確認ができません。ディスプレイは上下にそれぞれフレームが存在しています。カラーバリエーションについてはブラックとブルーの二色が現時点では明らかとなっています。
JioPhone Nextはスマートフォンを始めて所有することになるユーザーや、4Gインターネット環境になかったユーザーなどを主なターゲットとしています。
この機種の開発に関して、COVID-19の猛威によって疲弊をしている国内経済の影響を受けた国民にクオリティと低価格を両立した製品を提供したいという背景もあるもようです。そのことから、イベント内ではJioPhone Nextはインド国内はもちろんのこと、グローバル市場においても最も安いレベルの価格となることが協調されていました。
Source: YouTube
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