Weiboの著名リーカー数碼閑聊站氏は、間もなく発表とみられているHuaweiの新型フラッグシップ、Huawei P50シリーズが、5G非対応で4Gのみに対応したSnapdragon 888の特殊バージョンを搭載する見込みであると明らかにしました。
Huaweiは現在もなお、アメリカの制裁の影響でほとんどの米国企業、および米国内に拠点を置く企業との取引が出来ない状態が続いています。米政府はその多大な影響を鑑みて、特別な許可を取得した企業が様々な制約のもと取引を継続できる制度を運用しています。SnapdragonシリーズのSoCを販売するクアルコムは昨年11月、4G端末向けの半導体製品に限りHuaweiへ販売する許可を取得しており、Snapdragon 888 4Gバージョンはその認証を踏まえたものとなります。
Huaweiが昨年の制裁強化の直前に大量にストックしていた5G対応のKirin 9000チップは、その在庫が底をつきつつあると伝えられており、それが今回のSnapdragon搭載という決断に繋がっているとみられます。
数碼閑聊站氏によれば、クアルコムは現在SM8350(Snapdragon 888)の4G版だけでなく、SM8450(その後継、Snapdragon 898又は895などとみられる)についても4G版を開発中であるとしています。Snapdragon 888 4Gは、通常のSnapdragon 888(5G)とほとんど同じ性能でより安価になる見込みです。
これらは、Huaweiのような特殊な企業に加え、5Gサービスが開始していない地域で最新ハイエンド端末を発売したい一部のメーカーも対象になっているということです。
Huawei P50シリーズは、7月29日に発表されるとみられています。
Via:MyFixGuide Source:Weibo
このスマホほんとに出るの?その前に会社潰れんじゃね?