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Essential PH-1はEssentialのスマートフォンで、2017年8月に発売されました。5.71インチフルHDディスプレイを搭載し、厚さは7.8mm、重さは185gです。Snapdragon 835を搭載しており、普段使いでは困らない処理性能を持つAndroidスマートフォンです。
スペック・性能詳細表
基本情報 | |
---|---|
名称 | Essential PH-1 |
別名 | 別名: Essential phone |
メーカー | Essential |
発売時期 | 2017年8月, 発売済み , 日本で発売済み |
ネットワーク | |
3Gバンド | HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 & TD-SCDMA |
4Gバンド キャリア別対応バンド | LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 11(1500), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 21(1500), 25(1900), 26(850), 28(700), 29(700), 30(2300), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 42(3500), 43(3700), 66(1700/2100) |
ドコモ, ドコモ系mvno | 4G band19 対応 , FOMAプラスエリア3G 対応(例外あり) |
au, UQモバイル | auプラチナバンド 対応 , au 3G(CDMA2000) 対応 |
ソフトバンク, Yモバイル | プラチナバンド 完全対応 |
ネットワーク最大速度 | Cat16 1024/150 Mbps |
SIM | sim_card NanoSIM |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
ハードウェア | |
ディスプレイ | 5.71インチ, IPSディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 1312 x 2560px (フルHD), アスペクト比- |
画素密度 | とても高い(5cm離れる前にドットが識別できなくなる) , 504ppi |
ディスプレイ機能 | Corning Gorilla Glass 5 |
サイズ | 141.5 x 71.1 x 7.8mm , 画面占有率: 84.9% |
重さ | 185g |
本体色 | Stellar Gray, Ocean Depths, Black Moon, Pure White |
システム | |
OS | Android 7.1 (Nougat) , ピュアアンドロイド |
SoC | Qualcomm Snapdragon 835 |
CPU | Kryo 8コア, 2.45 GHz |
GPU | Adreno 540 |
ベンチマーク | Antutu7
: 164853,
エントリーレベルの性能スコア Geekbench4 シングル:1900 マルチ: 6253 |
メモリ | |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ | 128GB , sd_card microSDスロット無し |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 13MP, F値/1.9 デュアルカメラ, レーザーAF |
前面カメラ | camera_front 8MP , F値/2.2 |
動画 | videocam 最大画素数: 2160p 最大fps: 120fps |
機能・センサ | |
Bluetooth | bluetooth Bluetooth 5.0 |
GPS | GPS, GLONASS |
ネットワーク機能 | leak_add NFC |
センサ類 | 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 気圧センサ , Snap-onアクセサリー |
防水 | 非対応 |
イヤホンジャック | 無し |
バッテリー | |
バッテリー容量 | battery_std 3040mAh |
ポート | usb Type-C 1.0 |
価格 | |
現地価格 | 400ドル |
円換算価格 | 約45,000円 |
(日本) | Essential Phone 128 GB Unlocked with Full Display, Dual Camera – Black Moon [並行輸入品] |
その他 | |
公式サイト | Essential PH-1 |
Essential PH-1の特徴・概要
価格改定でSnapdragon 835搭載機としては格安
Androidの生みの親、Andy Rubinが創業したEssential社最初のスマートフォンがこのEssential PH-1。ワイヤレスデータ通信機能搭載の磁気コネクタが背面にあり、360°カメラなどのSnap Onアクセサリーをパチっと簡単に取り付けられることが特徴です。次第に販売価格は低くなり、2017年12月現在は400ドル。Oneplus 5Tよりも安く、少々不安定な機種ではありますが、現状Snapdragon 835を搭載した高性能端末としては破格の価格です。
追記: コメント欄からの報告によると、スペックシートには反映されていないが、日本のキャリアの全バンドとVoLTEに対応しており、またAndroidアップデート以降は技適表示もあるようです。IIJと楽天モバイルから発売されています。
実機レビュー
性能・ベンチマーク
Essential PH-1は、チップセット(SoC)が Snapdragon 835、メモリ(RAM)は 4GBです。 一般的にスマートフォンのメモリは4GBあれば十分だと言われています。メモリが少なすぎると複数のアプリを立ち上げた時や、複数タブを開いた時の動作が遅くなりやすく、逆にメモリが多いと消費電力が上がることが知られています。ベンチマークスコアを確認していきます。
Antutu
Antutuスコア(バージョン7 ): 164853
Essential PH-1は、2021年時点ではエントリーレベルの処理性能です。アプリの起動速度などは上のグレードのスマホに比べて劣るものの、普通に使う分には困らないでしょう。重い3Dゲームやオンラインゲームは動作がカクつくかもしれません。
Geekbench
Geekbench4
シングルスコア: 1900
マルチスコア: 6253
対応バンド
ドコモ, IIJ,mineoDプラン等MVNO
LTEは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3に対応、 さらに、地下や郊外を担当するプラチナバンド(バンド19)にも対応しており、ドコモ回線での4G/LTEの使用は全く問題ないでしょう。3Gはメインバンドのバンド1 には対応していますが、山間部や郊外をカバーするFOMAプラスエリア3G(バンド6,19)には対応しているかどうか不確実です。中華スマホの場合は、使用するために端末のプラスエリア化が必要となるでしょう。
au, UQmobile
LTEは主力となるプラチナバンド26,18のいずれかに対応して おり、補助バンドの1にも対応、 また、高速通信方式であるTD-LTEのバンド41にも対応しています。3G回線はCDMA2000に対応しているので、おそらく利用できるでしょう。
注意: au、au系mvnoは通信規格がやや特殊で、日本未発売の端末はバンドが対応していても繋がらない場合が多々あります。購入時は動作報告が既になされているかどうか確認することを強く推奨します。
ソフトバンク, ワイモバイル
LTEは全国区をカバーするバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8の全てに対応。 また、高速通信方式であるTD-LTEのバンド41にも対応しています。3Gはメインバンドの1 、プラチナバンドの8に対応しており、3G回線の必須バンドに全て対応しているので安心して利用できます。
注意: ソフトバンクは通常のAndroid用SIMだとSIMフリースマホが利用できず、マルチUSIMへの交換が必須です。日本未発売のスマホはマルチUSIMでも利用できません。現状海外スマホはiPhone用SIMのみで動作することに留意してください。
価格・購入先
Essential PH-1の 4 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 45,000円でした。購入時の参考にどうぞ。現在、通販サイトでの購入が可能です。
今さらですが、Essential Phoneはスペックシート上表記されていないものの、日本国内の全LTE bandに対応しています。
3社のVoLTEも使え、8.1にアップグレードされた際に技適表示もされるようになりましたので日本国内では何も不自由がありません。