OnePlusの出身で現CEOであるピート・ラウ氏と同社を創業したことで知られるカール・ペイ氏は、1月27日にTwitter上でNothingの設立を発表しました。Nothingはスマートデバイスを今年前半にも発表するようですが、どのようなデバイスになるのかは明らかにしませんでした。
拠点はロンドンに置き、インドで採用活動
Nothingは新会社設立にあたりiPodの発案者として知られるトニー・ファデル氏を始めるモバイル業界の有力者や海外のYouTuberなどから総額700万米ドルの資金調達してしています。拠点はイギリスのロンドンとしており、ヨーロッパおよびグローバル市場での勝負を見据えた選択とみられます。
We rethought everything and came up with #Nothing. pic.twitter.com/VSz905Kgug
— Nothing (@nothing) January 27, 2021
Nothingは公式Webサイトも用意していますが、まだ具体的な事業内容や製品については”何も”(”Nothing”)明らかになっていません。今回の発表前には、カール・ペイ氏はオーディオ系サービス/サービスを手掛けると予想されていました。が、カール・ペイ氏は「ハードウェア/デバイスの販売を主な収益源としていく」とインタビューで答えています。
また、公式からの情報とは別に、同社がインド国内での人材の採用活動をしていることが分かっています。ヨーロッパだけでなくインド向けにも製品開発をしていく可能性が高そうです。今年の夏までには最初の製品をするとカール・ペイ氏は約束しており、どのようなデバイスになるのか期待が膨らみますね。
空箱売りそう