SonyのXperia 1 IIにAndroid 11のOTAアップデートが配信され始めたことが海外で確認されました。Sonyは以前にAndroid 11へのアップデートスケジュールを発表しており、予告通りまず最新のフラッグシップであるXperia 1 IIから配信が開始となりました。
XperiaのAndroid 11アップデートスケジュール（海外）：2020年12月16日時点
Sonyが公式に発表したというAndroid 11アップデートスケジュールです。これらは海外向けのスケジュールであること、そして日程は予定であるため日本で販売されているXperiaスマートフォンには当てはまりません。
- Xperia 1 II：2020年12月
- Xperia 5 II：2021年1月末
- Xperia 10 II：2021年1月末
- Xperia 1：2021年2月
- Xperia 5：2021年2月
Xperia 1 IIは最上位のフラッグシップ機種であるため最も優先されているのはもちろんです。Xperia 1 IIを除いた機種は全て2021年からAndroid 11のアップデートを受け取っていく予定となっています。
まずは台湾のユーザーがXperia 1 IIでAndroid 11をゲット
Xperia 1 IIはAndroid 11アップデートで最も優先して配信される予定になっていましたが、Sonyの発表通り先日になりまず台湾でAndroid 11のアップデート報告がされるようになりました。
新たに追加された壁紙の例
今回のアップデート（58.1.A.0.921）には11月のセキュリティパッチも含まれています。Android 11での変更内容として、
- Cinema Proで4K HDR（120fps）のスローモーション録画に対応
- 5Gと4Gのデュアルスタンバイに対応
- スクリーン録画のショートカットが通知パネルに追加
- 壁紙の追加
- 電源ボタンの長押しでスマートホームの操作が可能に
- WiFiをオフにしなくてもモバイルホットスポットが使用可能に
- いたわり充電で80％と90％のオプションを選べるように
- モデムバージョンのアップデート
- Photography Proアプリ内の機能追加
などがあります。ただしこれはXperia 1 IIの場合の変更内容のため、他の機種では内容が異なると予想されます。
海外ではすでにAndroid 11の配信がXperiaスマートフォンに始まったため、この先日本のDocomoやau、SoftBankなどのキャリアが対象の機種にも流していくことになると予想できます。また、2021年の後半には追加の対象機種や、それらへの配信スケジュールなどの情報も明らかになっていくと可能性があるでしょう。
Sony（ソニーモバイル）は今年になり、日本国内でも人気機種のSIMフリーモデルを発売するという新たな動きを見せ、これまでのキャリアから買うという在り方を変えたことで大きく話題となりました。
Source: XperiaBlog, MARCO KAO BLOG
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