今回の記事では、OnePlusが2020年夏・秋に海外発表したスマートフォンを一覧でご紹介します。
春モデルのまとめはこちら。
目次
OnePlusの夏・秋モデルまとめ(6月1日〜)
OnePlusの夏・秋モデルは4機種です。昨年は二機種(7Tと7T Pro)の発表でしたが、今年はT Proが発表されず、Nord3機種が発表されました。
OnePlus 8T【隠れたコスパ優秀モデル】
OnePlus 8Tの主なスペック
- Snapdragon 865搭載
- 120HzリフレッシュレートAMOLEDディスプレイを搭載
- 48MPメインの優秀なトリプルカメラ
- 65W急速充電に対応
OnePlus 8Tは今年発表されたフラッグシップ、OnePlus 8のアップグレード版です。最も大きな変更はディスプレイで、OnePlus 8の90Hzから120Hzへと進化しています。
また、65Wの急速充電に対応しているのも魅力です。ワイヤレス充電に対応していないのが若干気になりますが、それを除けば最高レベルのハイエンドと言って差し支えないでしょう。
価格は42,999インドルピー(約6.2万円)から。この価格帯のハイエンド機で120HzのAMOLEDディスプレイを搭載しているものは少なく、非常に良い選択肢の一つになりそうです。
OnePlus Nord【5G対応ミドルレンジ】
OnePlus Nordの主なスペック
- Snapdragon 765Gを搭載
- 90HzのAMOLEDディスプレイを搭載
- 48MPメインのクアッドカメラ
- 30W急速充電に対応
OnePlus Nordはミドルレンジの5Gスマホです。90HzのAMOLEDディスプレイを搭載しており、インカメラは32MPメインのデュアル構成となっています。
価格は24,999インドルピー(約3.6万円)から。ヨーロッパ向けの価格は約4.9万円からと少し高いですが、落ち着けばミドルレンジスマホの良い選択肢となるでしょう。
OnePlus Nord N10 5G/N100【格安ミドルレンジ&エントリー】
OnePlus Nord N10 5Gの主なスペック
- Snapdragon 690を搭載
- 90HzリフレッシュレートのLCDディスプレイを搭載
- 64MPメインのクアッドカメラ
- 30W急速充電に対応
OnePlus Nord N10 5GはOnePlusの格安5Gミドルレンジです。ディスプレイは90Hz駆動ですが、残念ながらLCDとなっています。その他、30W急速充電などミドルレンジとしては十分なスペックです。
価格は350ユーロ(約4.3万円)から。悪くはないコスパですが、同時期にヨーロッパ向けに発表されたMi 10T Lite(Snapdragon 750G搭載で279ユーロ)と比べるとスペック・価格の両方で劣っている感が否めません。
ただし、OnePlus機はスペックに表れない完成度の高さも強み。はたして、ヨーロッパ・アメリカのユーザにうまく刺さるでしょうか。
また、OnePlusとしては初めてのエントリーモデル、OnePlus N100も合わせて発売されました。こちらはSocにSnapdragon 460を搭載し、価格は200ユーロ(約2.5万円)からです。
OnePlus Nord N10 5GとOnePlus Nord N100はユーザ支持を集められるか(不安要素あり)
OnePlus Nordシリーズで意気揚々とミドルレンジ帯に参入したOnePlusですが、ミッドレンジ~エントリーモデルは激戦区であり、単純なコスパではRedmi機やRealme機に見劣りします。ミッドハイ機のOnePlus Nordは比較的良い印象でしたが、果たしてN10 5GとN100が成功するのか、注目です。
反面印象が良いのは結局、ハイエンドモデルのOnePlus 8Tです。OnePlus 8シリーズは価格が高騰していましたが、OnePlus 8Tではそこまでコストを上げずにスペックアップを果たしています。
OnePlusの来春モデルがどうなるのかも注目ですね。予想ですが、ハイエンド機2モデルとNordシリーズ3モデルの合計5機種出す可能性もありそうです。
OnePlus 9も期待かな
6万くらいで120Hz、SD875とかならゲーミングスマホとして推せるし