Xiaomiが来年春にかけて発表するであろう新型フラッグシップスマホ、Xiaomi Mi 11(仮称)は、他メーカーに先立ってクアルコムよりSnapdragon 875の優先的な供給を受け、更に中国では一定期間、唯一のSnapdragon 875駆動のスマートフォンになるようです。
おなじみのDigital Chat Station氏発言
著名なリーカーの数码闲聊站(Digital Chat Station)氏は17日の投稿で、Xiaomi Mi 11が中国で初めてのSnapdragon 875搭載機になり、そのクアルコムによる供給を一定期間独占する権利をXiaomiがもつと明らかにしました。
ただし、グローバルマーケット向けにはより早い段階で発表されるGalaxy S21(S30)が初のSnapdragon 875搭載機になるとみられています。なお、クアルコムによるSnapdragon 875の発表は例年と同じ12月の初旬ごろに行われることが確定しています。
Mi 11の発表はいつになるのか
Xiaomiがどれだけの間、クアルコムからの優先的なチップ供給を受けるのかは不明です。ただ、Snapdragon 765Gを超える性能を持つ、ミドルレンジ最強SoCのSnapdragon 768Gは、今でもXiaomiのRedmi K30 Racing(Extreme Edition)のみに採用されている状況が続いています。Gizmochinaはこれについて、「Snapdragon 875のXiaomiへの独占供給期間は、せいぜい1ヶ月程度だろう」と予測しています。
Snapdragon 875は、Apple A14 Bionicと同じ5nmプロセスを採用し、新型の5GモデムSnapdragon X60 5Gを内蔵すると言われています。チップは12月に発表され、Xiaomi Mi 11の発表は例年通りであれば2021年第1四半期、2月頃になる可能性が高いですが、独占供給の件を考えるとより早く、もしくはCOVID-19の影響によってより遅くなるかもしれません。
Source:Weibo, Gizmochina
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