スマートフォンのカメラに用いられるセンサーはSony一強の状態が続いており、AppleやHuaweiなどのSamsungを除くほぼ全てのスマートフォンメーカーに採用されています。
そんなカメラセンサーですが、Weibo上でSonyの次世代スマホ用センサーのIMX 607の情報がリークされました。
スペックについて
さて、そのリーク情報がこれになります。
センサーサイズは1/1.8インチと標準的です。3800万画素とかなり高画素ですので、高精細な写真が撮れることが見込まれます。
IMX 607の特徴は、"exceptional low-illumination performance"、つまり低照度の時のパフォーマンスの高さです。
IMX 586のクアッドベイヤー配列
IMX 607は最近のSonyのイメージセンサーに採用されがちなクアッドベイヤー配列を採用しています。クアッドベーやー配列は、上のような配列で、黄色の枠が1ピクセルになり、右のような一般的なベーやー配列相当として変換されるのですが、低照度時は左のようになり、四つのピクセルをまとめて1ピクセルとして扱うことによって、1ピクセルあたりに受け取れる光の量を4倍にし、高画質な写真が撮れるというものです。
クアッドベイヤー配列は、低照度の時にノイズの少ない高画質な写真が撮れる代わりに有効画素数が1/4になるという技術になります。
IMX 607はこのクアッドベイヤー配列にホワイトHDR配列を加えています。これにより、カラーフィルターを通さない光儲け撮れるため、さらに低照度時につよくできます。これにより、IMX 607は信号ノイズ比が改善しました。
さらに、より強くなるために、ISO 50、ISO 500、ISO 5000の三つのベースISO感度を持ちます。
IMX 607はHuawei P30 Proに採用される?
Huaweiは、Mate20シリーズにおいて、SonyとIMX 600の搭載のための協力をしており、P30シリーズでもう一度カメラセンサーに関して協力するといった話をしています。
Huawei P30シリーズは2019年の第一四半期に登場する予定です。(例年通りなら3月になるはずです。)それまでにIMX 607の開発が進むはずですので、P30シリーズ(特にカメラ性能が重視されるP30 Pro)にこのIMX 607が搭載されるのではないでしょうか。
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— テレクトリスト (@telektlist) 2018年12月14日
Source : Weibo, IT之家
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