先日、中国版技適サイトであるTENAAにて新たに"M2003J15SC"という端末が確認されました。Xiaomiの新しい4Gスマートフォンとみられており、多くのスペックが明らかになっています。
まず、こちらがTENAAに追加されたレンダリング画像です。Redmi Note 9 Proと比較すると、背面のフラッシュの位置がカメラボックスの右側に、パンチホール式のインカメラが左端に寄っていることがわかります。
同時にTENAAではその機種にまつわる簡単なスペックが記載されており、2340x1080p、6.53インチのディスプレイを搭載するようです。そして、メモリ・ストレージ構成に関して、3GB+32GB、4GB+64GB、6GBのメモリ+128GBの3パターンが存在するということが確定しています。
名称はRedmi 10xか?簡単なスペックも判明
また、この機種についてWeibo上で活動する中国の有名リーカーの"数码聊天站"氏が言及、一部ながらも全体像が掴めるリークとなっています。
まず、正式名称はRedmi 10xになる模様。どのシリーズの後継機となるかは不明ですが、インドのメディア最大手であるINDIA TODAYはRedmi Note 9 Proの後継になるのではないかと推測しています。
また、SoCには初めてMediaTek Helio G85が搭載されるとのこと。詳しいスペックは明らかとなっていませんが、Helio G80(antutu Ver.8 約19万5千点)を越す性能となるでしょう。
カメラ構成は48MPメイン+8MP超広角+2MP深度センサ+2MPマクロカメラになるとみられています。また、レンダリング画像からは判別できませんが、カメラボックスの下に指紋認証センサーが位置していることも明らかになっています。
そして、価格は1000元(1.5万円)前後になるとのこと。スペックと比較すると、かなり優れたコストパフォーマンスを実現しているといえるでしょう。
なお、一部の中国メディアはバッテリー容量は5000mAh程度で22.5Wの急速充電に対応していると報道しています。真偽は定かではありませんが、実際のスペックもこれに近いものになるでしょう。
正式発表は来月か
なお、ほとんどのXiaomi製スマートフォンはTENAAへの登録後最長1ヶ月程度で公式に発表がなされているため、本機種についても同様に近いうちに発表が行われる可能性は高いでしょう。新しい情報が入り次第、追ってお伝えします。
Redmi Note 9 Proの後継じゃなくて下位バージョンでは?