エントリーからミッドレンジのスマートフォン向けSoCを数多くリリースしているMediatekが、新型SoCとしてHelio G80を発表しました。
G80のGは「Game」の頭文字です。上位モデルであるHelio G90Tは、廉価モデル向けのゲーミングSoCとしてRedmi Note 8 Proにも搭載されていました。今回発表されたG80は、以前から存在するG70とG90&G90T(クロックアップモデル)の中間に位置するSoCです。
G70→G80→G90と数字が大きくなるごとに性能がアップしており、G70との比較でいくつかの機能追加が行われています。
主なスペック
CPUはCortex-A75コア(2.0Ghz)×2とCortex-A55コア(1.8Ghz)×6のオクタコア構成。また、GPUはMali-G52です。Snapdragon 710に近い形と言えるでしょう。
そして、主なスペックは下位モデルのG70と類似しています。例えばSoCの仕様は全く変わらず、GPUもクロックアップされている以外は同じです。
また、G70と同じように、ゲームに特化した「HyperEngine」機能を搭載。例えば、2台のWiFiへの同時接続機能によって高速かつ安定したゲーム環境を実現するほか、LTE通信とWiFiの瞬時の切り替えに対応しています。
なお、Helio G70およびG80を搭載した機種は、今月後半よりインド市場で登場する模様。
性能は控えめながらもゲームに特化しているG80が、低価格帯ゲーミングスマートフォンに新風を吹き込んでくれることを期待したいです。
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Source:MediaTek
Helioシリーズには期待してるから、楽しみ