ソニーから発売されている「Xperia 1」と「Xperia 5」、どちらもハイエンドモデルで似たもの同士。ですが、画面の大きさを筆頭に、細かい部分でスペックは異なります。
デザイン・カメラ・ディスプレイや価格も含め、徹底比較していきます。
目次
Xperia 5は小さめ、Xperia 1は4K
Xperia 1には、大きめの6.5インチ「4K(3840×1644)」の有機ELディスプレイを、Xperia 5には、6.1インチ「フルHD+(2520×1080)」の有機ELディスプレイを採用しています。
4Kの有機ELディスプレイをスマートフォンに搭載するのは、Xperia 1が世界初です。とはいえ、4KでもフルHDでも肉眼で見る分にはあまり変わりません。気持ちの問題です。
アスペクト比はどちらもスマートフォンでは珍しい縦長の21:9(シネスコサイズ)。なので、Xperia 5は同じインチ数のiPhone 11より横幅が7mmも小さい68mmで、非常に持ちやすいのが特徴です。
カメラ性能は少しだけ差が
カメラ性能はほぼ同じ。ハードウェアのスペックは全く一緒です。共に2倍光学ズームに対応しています。
- 12MP, 標準 26mm
- 12MP, 超広角 16mm
- 12MP, 望遠 52mm
後から発売されたXperia 5には、撮影アドバイス機能が搭載されている点がXperia 1と比べた改良点。逆にスローモーションは、Xperia 1は960fpsまで撮影可能なのに対し、Xperia 5は120fpsまでになっています。
前面のカメラ、動画性能は両者ほぼ同じです。
SoCは全く同じ
どちらもSoCには「Snapdragon855」を搭載しており、重たい処理も難なくこなせるでしょう。
メモリはXperia 1、Xperia 5共に6GBで、ストレージも両方64GBモデルと128GBモデルが存在します。
デザインは少し違う、カラバリは4種類
どちらもトリプルカメラが縦並びに配置されていますが、カメラ位置は異なり、Xperia 1は中央にカメラが配置されているのに対しXperia 5は左端に並べられています。
カラーバリエーションはそれぞれ4種類。どちらも落ち着いた色合いです。
どちらもイヤホンジャックはなし
両機種共にイヤホンジャックは非搭載です。ソニーのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを使えということなのでしょう。
ちなみにどちらもDolby Atmosとハイレゾに対応しています。
価格はどちらもほぼ同じ
価格はやはりハイエンドモデルということもあり、そこそこ値段は張ってしまいます。
Xperia 1 | Xperia 5 | |
Softbank | 105,600円 | 116,160円 |
au | 92,800円 | 90,720円 |
docomo | 103,752円 | 87,912円 |
いずれも、2020年1月7日時点の公式サイトでの販売価格です。
またauに関しては端末の一括購入ができないため、分割購入の合計支払い金額です。
その他の性能も比較
Xperia 1 | Xperia 5 | |
ppi | 643 | 449 |
サイズ(画面占有率) | 167 x 72 x 8.2mm(82%) | 158 x 68 x 8.2mm(80.9%) |
重量 | 180g | 164g |
バッテリー | 3330mAh | 3140mAh |
画面の大きさの好みで選んで良し
Xperia 1とXperia 5、正直スペックはほぼ同じです。お互い処理性能は申し分無し、逆にバッテリー容量が小さいという欠点も共通しています。
Xperia 5の方がカメラ画質がやや良い、Xperia 1の方が高精細という違いは決定的なものではありません。単純に画面の大きさの好みで選ぶのが良いでしょう。
auは契約無しなら一括購入できましたよ。
5の発売日に淀で94000円でした。