2020年に発売が予定されている、Huawei P30 Proの後継機であるHuawei P40 Pro。僅かながら画像と合わせて、スペックがリークされ始めています。この記事では、予想されるHuawei P40 Proのスペックについて解説します。
Kirin 990に120Hzのリフレッシュレート
Huawei P40 Proは6.5インチのAMOLEDディスプレイを搭載。ディスプレイのフチは、ウォーターフォールと呼ばれる仕様になっています。誤タッチが気になりますが、「ディスプレイを持っている」といった錯覚を起こすゴージャスな印象が得られるかもしれません。
SoCはMate 30 Proと同様にKirin 990が搭載される予定です。Antutuスコアは約46万点となっています。しかし、現行のAnTuTu Ver8はメモリとストレージが多ければ多いほどスコアが伸びるため、Snapdragon 855などのスコアとは単純比較することができません。
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hz。この高いリフレッシュレートは、ゲームや動画再生だけでなく、スクロールなど日々数え切れないほど繰り返す操作のスムーズな表現にもつながります。ヌルヌル、サクサク感はSoCの優秀さだけで決まるものではありません。
カメラにはSonyセンサーIMX686
Huawei P40 Proはペンタカメラ(5眼)になるとされ、メインが64MP、20MPの広角レンズ、12MPの望遠レンズ、画素数不明ですがマクロレンズ、ToFセンサーが搭載されるようです。
メインカメラにはSonyの新型センサー、IMX686が採用される予定です。IMX686は現在多くの機種に搭載されているIMX600の後継CMOSで、詳しいスペックや特徴はわかっていません。
中国の有名リーカーTeme氏によれば、すでにIMX600は時代遅れであり、Huaweiの次期モデルはIMX686を搭載するとのこと。高画質なスマホカメラには欠かせないSonyのイメージセンサー。Huawei P40 Proに新型が搭載される可能性は高いでしょう。
IMX600 is official outdated, and not used anymore in Huawei flagships.#HuaweiP40Pro #HuaweiP40 pic.twitter.com/A324UJ3mKU
— Teme (特米) (@RODENT950) December 7, 2019
次世代技術グラフェンバッテリーの実装
Huawei P40 Proは現在開発が進められているグラフェンバッテリーを搭載する可能性があります。グラフェンといえば、イヤホン関係で耳にしたことがあるかもしれません。具体的には技術ではなく素材の名前で、ハニカム構造を持つ極薄のシートです。
その薄さを生かしてイヤホンの振動板として活用され、電子移動度の高さからバッテリーへの応用が研究されています。現在主流のリチウムイオンバッテリーと比べると、エネルギー密度が高く、レアアースを使用しないため環境負荷も小さいというメリットがります。
Huawei P40 Proは実用化されたグラフェンバッテリーが搭載すると見られています。容量はなんと5500mAh。大容量ながらサイズはリチウムイオンバッテリーの70%です。付属する50Wチャージャーを使用すれば、45分で満充電可能とのこと。
経年劣化しにくい、という強みもあり、実装されればスマホの使い心地を大きく変えることになるでしょう。
発売時期
Huawei P40 Proは2020年の3月にリリースされると予想されています。市場での存在感や他社へ与える影響は大きなものになるでしょう。日本での発売の可能性や、ヨーロッパを含めグローバルリリースが予定されていることもあり、Huawei渾身の機種がどのように受け止められるのか注目が集まります。
Source: PhoneArena
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