先日、予想通りにP20のSIMフリーモデルが販売されましたね。
他にもP20 liteの販売もアナウンスされました。P20 Proが発売されなかったのは残念ですがP20という選択肢ができただけでも良い結果になったと思います。
さて、これでP20シリーズ3モデル全ての発売が国内で決まったわけですが、何がどこから販売されるかがよくわかりませんよね。ですのでそれをまとめてみました。
Docomo | au | UQmobile | Softbank | Ymobile | SIMフリー | |
○※1 | ||||||
○ | ||||||
○※2 | ○ | ○ | ○ |
※1 防水防塵・おサイフケータイ対応で、シングルSIM、SIMロックあり(解除可能)
※2 auはROMが64GBで、シングルSIM、SIMロックあり(解除可能)
こうしてみてみると、P20 liteの幅広さが伺えます。どこでも手に入るのでいろんな選択肢があっていいですね。
一方でP20 ProはDocomoの独占販売になります。これはやはりDocomoの思惑があったのだろうと思います。
これはSIMフリーP20、P20 liteの発表会において、記者のインタビュー取材で、ファーウェイ デバイス日本・韓国リージョンプレジデントの呉波氏の質問に対する回答の引用です。
――P20 Proがドコモの独占だった。背景には何が?
呉波氏「事実として、日本のスマートフォンの8割は3大キャリアから販売されている。さらに端末の購入に補助が付く。これが日本での一般的な買い方であると理解している。ドコモはAndroidスマートフォンのフラッグシップモデルを多数手がけ、どれも売れ行きが良く、実績が高い。P20 Proの独占提供は両社にとってWin-Winになると考えた。」
また、P20はSIMフリーのみでの提供になっているが、今後キャリアによっては取り扱いが始まるかもしれないそうです。
――P20はSIMフリーのみだが、ドコモのP20 Proをみて、ほかのキャリアがP20を扱いたいとならないのか。
呉波氏「それはぜひ、声をかけていただきたい(笑)。ちなみにP20 liteの64GBはauのみで、UQ mobileとY!mobile、SIMフリー版は32GB。ソフトウェアもそれぞれ若干異なる。」
さらに、P20、P20 liteに防水防塵、おサイフケータイは非搭載となりましたが、それらの搭載にも意欲的です。次のモデルからは期待できるのではないでしょうか。
――防水・防塵とおサイフケータイへの対応はドコモ向けだけになった。SIMフリーでこれらへの対応は?
呉波氏「おサイフケータイは、2012年にも出していて、それを踏襲した。技術的にボトルネックはなく、今後これらを搭載した製品を出していきたい。」
筆者個人的にはSIMフリーのP20 Pro、そしてauとSoftbankからP20が出たらユーザーにとってもHuaweiにとっても最強の布陣になるのではないだろうかと思います。Docomoは色々な意味で強いので前者は実現は難しいかもしれないが、後者にはかなり期待しています。
参考:ケータイWatchより
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