去年、XiaomiからPocophoneという新ブランドがローンチし、第一弾としてPocophone F1が発売されました。PocophoneはXiaomiの中でも非常にコスパが高く、2018年当時最高のSnapdragon 845を搭載した端末を3万円程度で購入することが出来ました。
今年、XiaomiはPocophone F1にも匹敵するほどの高コスパなRedmi K20 Pro(=Mi 9T Pro)を発売し、Pocophoneブランドは終了したかと思われました。
しかし、ここに来てXiaomiの幹部2人が相次いでPocophone F2に言及するようなツイートを投稿し、ガジェット界隈(インド)がざわついています。
POCO Indiaのゼネラルマネージャーを務めるC・マンモハン氏のツイートがこちら。
Me: #Xiaomi India has sold 100 Million Smartphones!!
Me: #MiBand 4 is on sale today!!
Me: #DumdaarRedmi8A is coming!!
Me: Diwali offers are going to be cray cray!!Le fans: When is POCO F2 coming?
And I am like : pic.twitter.com/EliegP0crg
— C Manmohan (@cmanmohan) September 19, 2019
なんとも意味深なGIFで、リプライに「なぜしっかり答えてくれないのか」といったコメントが数多く寄せられています。
Poco F2が存在しなければバッサリ否定すれば済む話で、わざわざGIFまで投稿するのはPoco F2を待ちわびるファンの気持ちを逆撫でする悪手でしょう。そう考えると、否定も肯定もしないC・マンモハン氏の態度は何か事実を隠しているようにも思えます。
また、以下のツイートはXiaomiのインド部門のリーダー、マヌ・クマール・ジャイン氏によるもの。
https://twitter.com/manukumarjain/status/1177941216186359809
「ディワーリー(10~11月に開かれるヒンドゥー教のお祭り)に向けた新製品についてのミーティング」としたツイートですが、後ろのホワイトボードにその「新製品」の発表タイムラインと思わしき怪しいメモが見つかります。
10と11の近くに今回の主人公、「F2」の文字が。今年の10月か11月にPocophone F2が発表されるということなのでしょうか。ただ、ぬか喜びをしてはいけません。
ホワイトボード上の5と6の間には「Mi Pad」とありますが、今年は新型Mi Padの発表はありませんでした。もしMi Padも「5月か6月」に発表されるというのなら、それは2020年(またはそれ以降)の5月か6月のことでしょう。
初代から1年開けて2020年に発売するとは考えにくいので、「F2」という文字はボード上のタイムラインとは関係無いのかもしれません。Pocophone F2とは何の関連性も無い可能性もあります。
それでも、このなかなか機密性の高そうなメモをTwitter上で公開してしまうというのはわざとだと思います。ホワイトボードも完全にカメラの側へまっすぐ向いており、マヌ・クマール・ジャイン氏の頭で隠れたりすること無く完全にメモを読むことが出来るからです。
前述の通り、Pocophone F2になる思われていたRedmi K20 Proは結局「Mi 9T Pro」としてグローバルローンチされました。それ以降Pocophone F2の情報が一切出ていないので、ここまでの記述もあくまで私の推測にすぎません。
とは言え、POCOはXiaomiが「完全コスパ全振りスマホ」を販売するためにわざわざ新しく設立したブランドです。このままそれとなくRedmiに吸収されて終わるとは思えません。Pocophone F2の新情報に期待を膨らませて待っておくことにしましょう。
Source:twitter, GIZMOCHINA
POCOはSD付けてくれそうな臭いがするから期待してるぞ