7月22日、XiaomiのサブブランドであるRedmiが64MPのカメラを搭載したスマートフォンのカメラサンプルを公開しました。これはスマートフォンのカメラがまた一歩進化したということを表しています。
上の画像が今回公開された写真サンプルとなります。一見すると従来のカメラで撮影された写真とそこまで差があるようには見えませんが、ズームするとその差が良くわかります。また、64MPのセンサーで撮影された写真は9248×6936ピクセルの解像度になり、その容量は20MBを超えるようです。これは8K(7680×4320ピクセル)の解像度をはるかに超えています。
高画質の写真を表示するためにはスマートフォンのディスプレイも高画質である必要があります。つまり、歴代のスマートフォンの中で最高画質のディスプレイを搭載する可能性が高いでしょう。
現在市場にあるスマートフォン用64MPのセンサーはSamsungのISOCELL Bright GW1センサーのみです。このセンサーには低照度環境でも、隣接する4つの画素を1つの画素として扱い、16MPの画像を撮影できる「Tetracell」技術を採用しています。
この技術はSonyのスマートフォン用センサーIMX 607にも実装されているクアッドベイヤー配列という技術に似ており、暗所でも綺麗に撮影することが出来ます。
また、Samsungも先述したISOCELL Bright GW1センサーを使った、Galaxy A70sと思われるスマートフォンを開発中です。RedmiとSamsung、どちらが先に64MPのセンサーを搭載したスマホを発売することができるのでしょうか。続報を待ちましょう。
Source:weibo
快挙ではあるけど、画素数が大きいからって純粋に写真品質がよくなるわけでもないのだ
画素数が大きいほどカメラレンズの1つ1つの受光する部分がちいさくなるから、全体的に写真が暗くなりがちになってしまうのだ
だから画素数だけでなくF値やセンサーサイズで考えていくことが大事なのだ