今年の3月に、中国Xiaomiが4000mAhのバッテリーを17分で充電することができる100Wの急速充電技術を発表したばかりですが、ライバルである中国のスマートフォンメーカーのVivoがそれを上回る120Wの急速充電技術を開発しました。
これは、理論上4000mAhのバッテリーをわずか13分で充電することができる数値です。
この技術は、公式Weibo上にアップされたポスターより発表されました。
このFlashCharge(超快閃充)と名付けられた120W充電規格は、Xiaomiの100W充電より4分早く充電することができるようです。なお、Vivoはそれ以上の情報は発表していません。
中国のメディアによると、Vivoはこの技術の詳細を来週(6/26-6/28)、上海で開催されるMWC 2019で発表する見込みです。また、VivoはMWC 2019で5Gスマホの展示も行う模様です。
最近発売されてたVivoのフラッグシップスマホ、iQOOは、44Wの高速充電に対応しており、4000mAhのバッテリーをわずか45分で満充電できました。現在発売されているスマホでは18W急速充電がスタンダード。最速でも44Wなので、120Wがどれだけ早く充電できるかがよくわかります。
それに、PCの充電でさえ70、80W前後が主流です。(MacBookが30-87W充電)巨大な冷却ファンを搭載したゲーミングPCでようやく3桁台になります。
小型のスマートフォンで3桁台Wで充電するというのは放熱問題や、安全性の観点で難しいため、どこまで実用に近づいているのかが注目点でしょう。
XiaomiとVivoが開発しているような高出力の高速充電技術は遅くとも来年までには実際にスマートフォンに搭載される見込みです。スマホが十数分で満充電できるようになれば、利便性は大きく向上するでしょう。来年は高速充電がトレンドになるかもしれませんね。
Source : mysmartprice
Galaxyみたいに爆発しないといいけどね…