中国市場向けのOnePlus Aceシリーズ次期モデル、OnePlus Ace 3Vの一部スペックがリーク。Snapdragon 7+ Gen 3をSoCに初搭載し、現行モデルよりもバッテリー周りのスペックが強化されたものとなるようです。
OnePlus Ace 2Vから順当なアップグレード
OnePlusに関する情報に詳しいリーカー、Smart Pikachu氏によると、OnePlus Ace 3Vは新たなSnapdragon 7 GenシリーズSoCを初採用し、1.5Kディスプレイ、100W超急速充電対応の5,500mAhバッテリーを搭載するとのこと。
ディスプレイ解像度は現行のOnePlus Ace 2Vと基本変わりはありませんが、バッテリーに関しては同モデルが5,000mAhの80W対応であったため、順当なアップグレードとなります。
なおSoCについては、モデルナンバーが「SM7675」で、名称はSnapdragon 7+ Gen 3となると見られています。
その性能は、Qualcommの命名規則はs<無印<+であるため、最新のSnapdragon 7 Gen 3よりも優れたものとなることが予想されます。それに加えて、名称からして7+ Gen 2よりも高性能であると考えられますが、7 Gen 3が性能的に7s Gen 2と7+ Gen 2の中間に位置するという前例があるため、確実なものとは言えません。
ただその名称についてですが、モデルナンバーで見ると7 Gen 1が「SM7450」、7s / 7+ Gen 2が「SM7435/7475」、7 Gen 3が「SM7550」となっており、過去に同世代チップで百の位が変化したことがなく、変化があった際は世代が新しくなっていることを考えると、「SM7675」は7+ Gen 4となる方が妥当と言えます。
その他、著名リーカーのローランド・クワント氏は、新たなSnapdragon 8 Genシリーズチップ(Snapdragon 8s Gen 3?)とされる「SM8635」と、件の「SM7675」のスペックが基本的に同じであると述べており、同氏の投稿には、異なる周波数ながらCPU構成が同じだった8 Gen 1と7+ Gen 2の関係を指摘するコメントが寄せられています。
これについては、8 Gen 1の低性能版(存在はしないが現命名規則に当てはめると8s Gen 1) = 7+ Gen 2と考えれば、件のSoCは8s Gen 3 = 7+ Gen 4と、辻褄が合うものとなります。
OnePlus 13の開発は順調の模様
Smart Pikachu氏はOnePlus 13についても言及しており、同モデルの開発は想定よりも早く、Snapdragon 8 Gen 4初採用を狙っている様子。
同SoCは今年10月の発表と見られていることから、OnePlus 13の発表は12よりも早い、つまり今年10~11月となることが予想されます。
なおOnePlus Ace 3Vに関しては、前モデルのAce 2Vが昨年3月発表であったため、今月ないし近くに発表されると考えられます。
グローバル展開については現状不明ですが、2VがOnePlus Nord 3として昨年7月にグローバル向けに発売されているため、Nord 4ないしNord 5として同時期に発売される可能性があります。続報に期待しましょう。
Source: Weibo Via: The Tech Outlook, X(旧Twitter)
リブランド先のnordシリーズの命名が滅茶苦茶すぎる
なんで統一しないんだろう