日本未発売の中華スマホ、そのコスパと進化は通常のスマホの一周先を行っていると言っても過言ではありません。また、中華スマホは競争が激しいためすぐ新しい端末が出てしまいますが、その分価格も安い為買い替えをしやすくサブ機に最適です。
中華スマホのコスパは価格帯によってハッキリ良し悪しがあります。5万円以上のモデルはデザインと機能重視でコスパは控えめ。1万円前半以下のスマホは逆に価格を追求するあまりスペックを切り詰めすぎてバランスが悪くなっている、というのが筆者の印象です。最もコスパが良いのは総じて1万円台後半から2万円台のモデルです。
今回は、そんな3万円以下の中華スマホで2019年夏に発売されているモデルの中から特にコストパフォーマンスが高いオススメ機種4台を紹介します。
Realme X
まずは一台目、世界シェア4位のOPPOのサブブランド RealmeのスマートフォンRealme Xです。Realme Xは2019年5月に発売されました。
有機ELディスプレイは6.53インチと大画面。メモリは4/6/8GB。SocにはSnapdragon 710が採用されており、ほとんどのゲームを快適にプレイ出来るでしょう。
このスマートフォンの特徴はコストパフォーマンスが良いだけではなく、前面カメラにポップアップ式カメラを採用している点も挙げられます。おまけに大容量バッテリーと20W急速充電付き。
皆さんは上記のスペックだけで幾らくらいのスマートフォンだと思ったでしょうか? このRealme Xは4GB/64GBモデルが1499元(約24000円)、フルスペックの8GB/128GBモデルでも1799元(約29800円)購入する事ができます。これは紛れもなくコスパ最強スマートフォンと言えるでしょう。
Redmi Note 7 Pro
Redmi Note 7 ProはRedmiブランドとしてXiaomiから独立して初めて発売されたRedmi Note7の上位互換モデルとして2019年2月に発売されました。
中華スマホに多い6.3インチの大画面ディスプレイを搭載しており、メモリは4/6GB。SocはSnapdragon 675を採用しています。処理性能も48000円のPixel 3aを上回ります。メインのデュアルカメラはSonyのイメージセンサーを搭載しています。
また、4000mAhの大容量バッテリーが搭載されており、まる1日電池残量を心配する必要がないでしょう。背面は安っぽいプラスチックではなくしっかりガラス製。生活防水性能までついています。
価格は4GB/64GBモデルと6GB/128GBモデル共に2万円台。なるべく安いスマホが欲しいけれど、性能もデザインも妥協したくない、という人にオススメのスマートフォンです。
Meizu 16Xs
3台目のスマートフォンはMeizu 16Xsです。Meizuと聞いてもあまりピンと来ない人が多いのではないでしょうか?Meizuは優れた技術を持っているにも関わらずその知名度の低さから2018年第3四半期(7月~9月)の世界シェアは2%と苦戦を強いられています。
そんなMeizuの提供するMeizu 16Xsは30000円以下のスマートフォンでは珍しい有機ELディスプレイを搭載。しかも指紋認証ユニットはディスプレイ内蔵型です。
このスマホの最大の強みがカメラ性能。トリプルカメラは単なるお飾りではなく、複数の中国メディアのレビューによると、この価格帯では圧倒的なカメラ画質を持っていたとのこと。元々Meizuはカメラ性能に定評があるメーカーなので、信頼できる結果でしょう。
また、Meizu 16Xsは最近のスマートフォンでは珍しいノッチのないディスプレイとなっています。極細ベゼルの中にはマイクかと思ってしまうくらい小型の前面カメラが搭載されています。
vivo Z5X
Vivo Z5Xは6月中に発売予定のスマートフォンです。その特徴は5000mAhの大容量バッテリーを搭載している事。18Wの高速充電にも対応している為、大容量バッテリーを搭載している事による充電速度の遅さは気にならないでしょう。
ディスプレイは6.53インチと大画面。また、SocはSnapdragon 710です。
Vivo Z5Xの価格は4GB/64GBモデルが1398元(約22000円)、フルスペックの8GB/128GBモデルは1998元(約31000円)と非常にお買い得。
一方、他の中華スマホでもよく見るありきたりなデザインは目新しさに欠けているかもしれません。
まとめ
日進月歩の中華スマホは昔では信じられないような価格で生産、発売されています。最近までコスパ最高スマホとして人気があったHuawei P20 LiteやNova lite 3よりも明らかに安くて高性能なモデルは今回紹介した4モデル以外のも数多く存在しているでしょう。今後も優れたモデルで価格破壊を期待しましょう。
>Meizuと聞いてもあまりピンと来ない人が多いのではないでしょうか?
いや、一般にはともかくこことかの海外スマホ情報サイト見てるような奴には
少し前までの迷走っぷりやアプデやる気なしなど悪い意味で知名度高めだろ…
このシリーズから持ち直してくれるといいんだけど