Xiaomiの公式Weiboが26日、同社2つめで4年ぶりとなる自社開発SoCの登場を予告しました。
Xiaomiは2017年3月に発表したMi 5Cに初めての自社製カスタムSoCであるSurge S1(澎湃 S1)を搭載させてカスタムSoCの開発をスタートさせましたが、その後4年にわたってXiaomiから新しいカスタムSoCが登場することはありませんでした。
4年前の発表を思い出させるティザー画像
Xiaomi公式の投稿には以下のように記されています。
Xiaomiの終わらないテクノロジーの夢が詰まった小さな自社開発のチップがやってきます。
3月29日、私の心は澎湃(急速に盛り上がること)する。
ここでいう「澎湃」という単語こそ、Xiaomiが2017年に発表したSurge S1の中国語名「澎湃 S1」のことであり、「我心澎湃」というキャッチコピーとそのポスターデザインは完全に2017年の発表で使用されたものの再使用です。
実態がどうあるかは別にせよ、今回新たに発表されるチップが商業的に4年前のSurge S1の延長上にあることは明らかです。3月29日の発表では新型Mi MIXのほかにもMi 11ファミリーの複数端末も発表されるとみられており、いずれかの端末に新型Surgeチップが採用される可能性は高いでしょう。
なお、Surge S1は北京市内の松果電子と共同開発されたチップで、2017年の発表の際にも松果の名前が登場していましたが、Xiaomiは2019年に松果電子を完全子会社化。今回のティザー画像には松果の名前は登場していません。(参考記事:blog of mobile - 外部リンク)
Xiaomiのファンの中でも特にギーク的な人々にとっては、2年以上待ち続けた新型Mi MIXに4年ぶりのカスタムSoCが搭載されることほど嬉しいことはない、のかもしれません。
Source:Weibo
液体レンズに対応したチップを積むためだろうか?