中国のテック系サイトの快科技によると、XiaomiはKindleのような電子ペーパーを採用した電子書籍リーダーを開発中であり、来週までに新製品として発表する見込みだそうです。
電子書籍リーダーはAmazonのKindleが世界中で実質ワントップ状態ですが、Xiaomiはそこに切り込む形になります。しかし、Xiaomiが製造することは確実なのですが、発売前のプロモーションがほとんど行われていないことから、ひょっとしたらこの新しい電子書籍リーダーはXiaomiブランドではなく、Mijia(米家)といったサードパーティーブランドから発売されるのかもしれません。
スペックはどんな感じ?
リークされた画像から見るに、この端末は上部に赤い電源ボタンを備えた電子ペーパー搭載機であることがわかります。
ディスプレイは8インチ台でベゼルは太く、スタイリッシュとは言い難いですが、電子書籍リーダーとしては持ちやすく、使いやすいサイズになっています。
スペックはエントリーモデル相当です。最上位機種でも2GBのストレージであり、MediaTek製チップセット(Soc)を搭載します。
なお、抑えめのスペックや、Xiaomi発という情報からもわかるように、かなり安価な価格設定になるようです。
Xiaomiの電子書籍リーダーの発売は予告されていた?
実は、前兆はありました。昨年の11月にXiaomiの電子機器部門のジェネラルマネージャーであるXiao Mu氏や、プロダクトディレクターのLi Chuangqu氏は、Weibo上でXiaomiがKindleのような電子書籍リーダーを準備していることを認めまています。
以下はWeiboでのやりとりです。
Xiaomiユーザー「XiaomiはどうしてKindleのような電子ペーパーを生産しないのですか?」
Li Chuanggu氏「フン、お前ら待ってろよ......」
すでに半年過ぎていることからも、もうすぐ発売されるということに疑問はないですね。
中国では他の国と同じく、電子書籍リーダーといえばKindle一強という状態です。Kindleは658人民元(約10000円)で、4GBのストレージ、バックライト付きというスペックで販売されています。
Xiaomiが価格でどれだけアドパンテージを得られるのか、充実した書籍やアプリを準備できるかが勝負どころでしょう。
なお、日本での発売の可能性、日本の書籍に対応する可能性はほぼ無いでしょう。ただ、価格と仕様によっては優秀なPDFリーダーとして使えるかもしれません。
Source : Gizmochina, 快科技
https://inudaisho.hatenablog.com/entry/20190517/1558019535
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