中国で特許権などを管轄する国家知識産権局は、24日付けでXiaomiによる新たなスマホのデザインの特許を承認しました。
リアカメラが回転→インカメラになる
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Tigermobilesによって報道されている2枚の画像は、各方向からスマホ本体を写したスケッチです。一番興味深いのは、端末上側のインカメラ部分でしょう。横回転でヒネるようにして回転し、リアカメラがインカメラに、インカメラがリアカメラに変えられるようになっています。
似たようなタイプのスマホはASUSのZenfone 6が有名です。こちらは縦回転でしたが、同じくリアカメラがインカメラとなるユニークなデザインでした。
古いところでは2013年にも既に、OPPOがOPPO N1で同様の回転型カメラを搭載しています。そしてHuaweiもHonor 7iで搭載済み。ただ、これら3つはどれも同じ縦回転です。Xiaomiの横回転は珍しいかもしれませんね。
このような回転型のカメラはただガジェット的な魅力があるだけでなく、独自の便利機能も持ち合わせています。例えば、Zenfone 6ではカメラを自動で動かすことできれいなパノラマ写真を撮影することが出来ました。
商用化が決まったわけではない
面白そうなデザインですが、もちろんこのスマホが実際に発売されることが決まったわけでは有りません。特許が出願されたのは去年の7月26日と書かれている通り、既にかなり時間が経っています。
奇抜なデザインが特許を取得するケースは多いものの、同じ速度で新製品がリリースされていたらとんでもない数の変態スマホが登場してしまいます。「Xiaomiがわざわざ特許を取得する程度」には前向きに検討されているということにしておきましょう。
Source:Tigermobiles
ガラケーでこんなん無かったっけ?