またとんでもないスマートフォンをXiaomiは出してしまいました。
Xiaomiの新型スマートフォンのMi CC9 Pro、特徴はなんといってもそのカメラ。背面カメラはなんと5眼となっており、そのうちの一つがなんとSamsungの108MPセンサーを搭載しています。世界初の1億画素超えスマホですよ!
しかもあのDxO MarkでHuawei Mate 30 Proと同等、つまり現存のスマホで最高評価を獲得しています。
そしてお値段はXiaomiお得意の情熱価格。なんと2799RMB(約44,000円)からと超お買得なのです。Mate 30 Proと同じレベルのカメラが4万円台から手に入りますよ!
目次
5眼カメラの構成は?
まずはMi CC9 Proお得意のカメラの詳細を見ていきましょう。
カメラの構成は以下のようになっています。
- メインカメラ(108MP 画素ピッチ1.6μm 25mm相当 F1.7 4軸手ブレ補正 7枚レンズ 最上位機種のみ8枚レンズ)
- 5倍超望遠カメラ(画素ピッチ1.0μm 125mm相当 F2.0 4軸手ブレ補正)
- 2倍ポートレート用カメラ(12MP 画素ピッチ1.4μm デュアルピクセルAF 50mm相当 F2.0)
- 117°超広角カメラ(20MP 画素ピッチ1.0μm 13mm相当 F2.0)
- ToFカメラ
公式サイトより
このうち、メインカメラに搭載されている108MPセンサーはスマートフォンに搭載されるものに限らず、あらゆるカメラの中で世界最高峰の画素数を誇ります。
画素数が多くなると画素ピッチが気になりますが、巨大なセンサーサイズにすることで画素数が大きくても画素ピッチが小さくならず、十分な光を受け取ることができる仕組みになっています。
超高解像度カメラということで普通に顔の写真をとっても瞳がくっきり写ります。驚くことに瞳に反射した撮影者もなんとなくわかりますね。
詳細はこちらから
写真サンプルから見えてくるカメラの凄さ
その他に搭載されているカメラとしては、超望遠、ポートレート用望遠、超広角とバラエティに富んでいます。
超広角カメラで撮影された写真から順番に見ていきましょう。これが0.6倍の超広角カメラの写真です。
2倍ズーム。
5倍ズーム。かなり遠くまで写せています。
そしてこれがデジタルズーム併用の10倍ズームとなります。少し粗さを感じますが、それでもSNSにアップする程度なら十分な画質です。
超広角カメラはただ広いだけでなく、カメラから1.5cmまで寄ることができます。ワイドマクロ的な使い方ができるため、写真表現の幅が広がりますね。スマホの超広角カメラは寄れないものが多かったので、これは嬉しいです。
ポートレート用の2倍カメラは自然なボケを作り出すことができます。また、50mm相当と一眼カメラで使い慣れた画角で、カメラユーザーにも優しい仕様となっています。
夜景モードも抜かりはありません。RAWデータからAIを用いた補正で美しい夜景写真を撮影することができます。
DxO Mark 121点
Mi CC9 Proはこの優れたカメラ性能が評価され、カメラの評価を行う第3者団体のDxO MarkでMate 30 Proと同じ121スコアと、最高評価を獲得しました。カメラ性能には自信あり!ということですね。
注意してほしいのが、この評価は最上位機種の8GB + 256GBモデルのものであること。他のモデルとの違いはメインカメラのレンズ枚数。最上位機種は8枚レンズですが、それ以外のモデルは7枚レンズ。レンズに力が入っている最上位モデルが最高評価を受けているということになります。なお、他のモデルのDxO Mark上のスコアは不明です。
5260mAhのバッテリーで電池切れの心配なし!
Mi CC9 Proはバッテリーがなんと5260mAhも搭載されています。これにより、最長2日間充電無しで連続使用することができます。
バッテリー容量が大きい時に気になるのが充電速度ですが、そこも抜かりはありません。30Wの高速充電に対応し、30分で58%まで、65分で100%充電されます。これだけの充電速度があれば十分でしょう。
スペックはハイミドル級
気になるスペックですが、一言でいうとハイミドル級です。
SoCはSnapdragon 730G、RAMは6GB / 8GB、ROMは128GB / 256GBです。
Snapdragon 855等の最新SoCはAntutuで40万点を得られる一方で、Snapdragon 730Gはおよそ22万点となっています。とはいえSnapdragon 700番台最新のSoCですので、日常生活で利用する文には問題のないスペックとなっています。
ディスプレイは6.47インチのAMOLEDディスプレイです。解像度は2340 x 1080のFullHD+となっています。
上下のベゼルがすこし気になりますが、落ち着いた水滴ノッチでかっこいいです。
その他スペックは以下のようになっています。
- NFC搭載
- 5G非対応
- サイズ:157.8mm × 74.2mm × 9.67mm
- 重量:208g
- 3.5mmイヤホンジャック搭載
まとめ:欲しい物だけ伸ばした高コスパ機
Xiaomi Mi CC9 Proは、本体性能は必要十分に抑えておきながら、カメラ性能とバッテリー性能を伸ばした機種になります。SNS全盛期の今、ユーザーが求めている機能に全振りしたXiaomiはユーザーのことがよくわかっていると感じます。3.5mmイヤホンジャック搭載もユーザーを思ってのことなのでしょう。あっぱれXiaomi!と言いたいですね。
Xiaomiは2020年にも日本に進出すると報道されたばかりです。我々を魅了する機種を数多く題しているXiaomi、早く日本に進出してほしいものです。
Mi CC9 Proは6GB + 128GBが2799RMB(約44,000円)、8GB + 128GBが3099RMB(約48,000円)、8GB + 256GBが3499RMB(約54,000円)で、いい買い物の日、ポッキーの日である11/11より中国大陸で販売開始されます。
また、Mi CC9 Proは海外ではMi Note 10として販売されます。Geabestで独占販売となりますので注意しましょう。本日11/6より予約販売受付中で、入荷が11月中旬、日本では12月頃には手に入りそうです。
また、入荷お知らせメールを受け取るArrival Noticeを申し込むことで、グローバル発売時よりも安い価格で購入できるようになっています。現在約600ドルと少し高めの価格設定になっていますが、それより安く購入することができますのでぜひ登録してください
Mi Note 10のページはこちらから(Gearbest)
Source : Xiaomi(中国語)
イヤホンジャックがある時点ですでに神