世界初の画面内インカメラを採用したZTE Axon 20 5Gに続き、Xiaomiによる「Mi 10 Ultra」画面内インカメラ版の発売が近づいています。
予想よりも早い発売になりそう
YouTuberのサヒル・カロール氏が5日、Twitter上に画面内インカメラ版Mi 10 Ultraの新しいプロトタイプ映像を公開し、10月~11月中に発売されるとの情報を明らかにしました。画面内インカメラ版Mi 10 Ultraのバリエーションは、その存在自体は明らかになっていたものの、発売は来年以降になると言われてきました。
Xiaomi Under display Camera Phone, Rear Panel is same like Mi 10 Ultra, so it can be launching till Oct-Nov
Retweet Appreciated#Xiaomi #Mi10Ultra #UnderdisplayCamera@Xiaomi pic.twitter.com/qxvFcNdZU2— Sahil Karoul (@KaroulSahil) September 4, 2020
ZTE Axon 20 5Gでみられた「不完全」な形の画面内インカメラに対し、Xiaomiは既に同じMi 10 Ultraでほぼ完全体に近いレベルの画面内インカメラ(Xiaomiは『第3世代』と表現)を発表しています。今回公開された映像もインカメラ部分は比較的滑らか滑らかに仕上がっており、製品版においてもZTE Axon 20 5Gとは一線を画す品質になっていることが期待できます。
価格面ではZTE Axon 20 5Gに軍配か
ZTE Axon 20 5Gの発売時には「世界初の画面なインカメはまさかのZTEから」と大きな話題になりましたが、結局の所その品質はお世辞にも高いとは言えないものでした。
しかしながら、価格が3万円台からと、世界初の技術を試すには十分すぎる安さで、かつそれを抜きにしてもSnapdragon 765G搭載で5G対応というスペックは価格に対して十分に強力です。
一方、Xiaomiの画面内インカメラ技術は非常に高いものの、それが初めて採用されると見られるMi 10 Ultraはベースモデルでも円換算で8万6000円台からと高価です。ここに第3世代画面内インカメラという高価な技術が加われば、9万円台、10万円台とより高価になっていくことも十分にありえます。現状Mi 10 UltraがXiaomiの最も洗練されたフラッグシップモデルであるとはいえ、「画面内インカメラを試してみたい」というためだけに簡単に手を出せるものではありません。
Source:Twitter
そもそもグロ版のMi 10 Ultraが出るのかって問題があるけど
インカメラ版がグロ版になる?