ZTE Axon 20 5Gにて初搭載となり、XiaomiはMi MIX 4などで採用されるとされている画面下カメラ。そもそもは完全なフルディスプレイの実現のための技術ですが、どうやらXiaomiは他の方法も模索しているようです。
細いベゼル内に実質的にセルフィーカメラを内蔵
登録された特許情報などをヴィジュアル化することで知られる海外メディア、LetsGoDigitalによると、Xiaomiは、カメラをディスプレイの下に配置し、ベゼルに光の取り込み口を設ける、ベゼル内セルフィーカメラの特許を取得。
上画像の図解によると、ディスプレイ下に配置されたカメラは上方向を向いており、ベゼルに設けられた光の取り込み口とカメラのレンズを光ファイバーで結ぶことにより、細いベゼル内に実質的にセルフィーカメラを収めることを実現している模様です。
画面下カメラの代替え案となるか
現状画面下カメラ搭載機はZTE Axon 20 5G(Rakuten BIG)およびVsmart Aris Proの2(3)機種のみですが、ZTEは第2世代画面下カメラを搭載したAxon 30を準備中であり、XiaomiはMi MIX 4やMi MIX FOLD 2において同技術を採用すると言われており、今後搭載機種は更に増えていくことと思われます。
一方で、2022年のフラッグシップモデルは多くがパンチホールを採用、つまり画面下カメラ不採用となるとされており、その普及にはまだまだ時間がかかることでしょう。
またOnePlusからも、今回のXiaomiのような技術の特許取得が確認されており、同社は、パンチホールよりも同技術の方が安いとしています。もしかしたら、画面下カメラの代わりにこちらが将来普及することもあるかもしれませんね。
Source:特許書類(Xiaomi), (OnePlus) Via:LetsGoDigital(Xiaomi), (OnePlus)
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