Xiaomiの10周年記念モデルMi 10 UltraおよびRedmi K30 Ultraが正式発表されました。Mi 10 Ultraは120W充電、120Hz、120倍ズーム、Redmi K30 Ultraは120Hzフルディスプレイなどどちらも10周年にふさわしいモデルとなっています。
目次
120W充電、120Hz、120倍ズームのMi 10 Ultra
- Snapdragon 865
- 6.67インチ FHD+(19.5:9) AMOLEDディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12/16GB LPDDR5 RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 4500mAhバッテリー、120W有線、50Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(f/1.2 1/1.32 25mm OIS)+48MPペリスコープ(f/4.1 1/2.0 120mm 5倍光学、最大120倍 OIS)+12MP望遠(f/2.0 1/2.55 50mm 2倍光学)+20MP超広角(f/2.2 1/2.8)
- インカメラ:20MP(f/2.3 1/3.4)
- ステレオスピーカー
- LiquidCool 2.0(液冷)、6層のグラファイトレイヤー
Snapdragon 865を搭載し、120W有線充電、120Hzリフレッシュレート、120倍ズームと120で揃ったザ・フラッグシップ。
120W有線充電では、5分で41%、23分で100%、50Wワイヤレス充電では40分で100%、満充電が可能とのこと。また、800回の充電サイクルの後でも、最低でも容量は90%を保持しているそう。
肝心のカメラ性能、120倍ズームですが、ペリスコープとしては比較的高解像度な48MPカメラを搭載。例を見る限りは悪くないといったところでしょうか。また、その高解像度のおかげで、メインカメラだけでなくペリスコープカメラでも8K30FPS動画撮影が可能となっています。
We have a new top Camera score!
With an overall #DXOMARK score of 130, the @Xiaomi #Mi10Ultra takes first place in our rear camera database. Read the full review: https://t.co/e2VN7xHZuX pic.twitter.com/xBB3839MaF
— DXOMARK (@DxOMark) August 11, 2020
そして、DxOMarkではHuawei P40 Proの128点を抜かし、130点でトップを獲得。総合スコアにおいて1位でもありますが、カメラ、写真、動画項目においても1位を記録しています。
約8.1万円から
カラーはオブシディアンブラック、マーキュリーシルバー、トランスペアレント(透明)の3種類。価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 5299元(約8.1万円)
- 8GB+256GB 5599元(約8.6万円)
- 12GB+256GB 5999元(約9.2万円)
- 16GB+512GB 6999元(約10.7万円)
またRAMストレージ構成についてですが、ブラックは全てのモデル、トランスペアレントは16GB+512GB以外、シルバーは16GB+512GBモデルのみとなっています。中国で販売開始は8月16日から。
50W充電対応ワイヤレス充電器なども
Mi 10 Ultraは最高50Wワイヤレス充電対応ですが、最高で55Wに対応するワイヤレス充電器も発表。黒のボディに金の台と文字と、他のワイヤレス充電器とは一味違った雰囲気に。価格は199元(約3000円)。
さらに、同時に2台どこに置いても充電できるワイヤレス充電器も。
どこに置いても充電できるワイヤレス充電器と言えば、16個ものコイルを搭載したZENS Libertyがありますが、こちらの仕組みについて同様のものなのかは不明です。価格は499元(約7700円)と55W充電器よりも高く。
また、車用の100W充電器も発表。価格は99元(約1500円)となっています。
120Hzリフレッシュレート対応ディスプレイのRedmi K30 Ultra
- Dimensity 1000+
- 6.67インチ(20:9) AMOLEDディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート
- 6/8GB RAM + 128/256/512GB ROM
- 4500mAhバッテリー、33W有線充電対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(f/1.9 1/1.72)+13MP超広角(f/2.4 119°)+5MP望遠兼マクロ(f/2.2 50mm)+2MP深度(f/2.4)
- インカメラ:20MPポップアップ
- ステレオスピーカー
Redmi K30 Proと比べ、Dimensity 1000+や120Hzリフレッシュレートといった点を除けばほぼ同じRedmi K30 Ultra。Redmi K30 Proの60Hzリフレッシュレートに失望した方にとっては、魅力的な機種となるのではないでしょうか。
約3万円から
気になる価格は以下の通り。中国では、8月14日から販売開始となっています。
- 6GB+128GB 1999元(約3万円)
- 8GB+128GB 2199元(約3.4万円)
- 8GB+256GB 2499元(約3.8万円)
- 8GB+512GB 2699元(約4.1万円)
透明ディスプレイのMi TV LUX Transparent Edition
さらにXiaomiは、ディスプレイが透明、つまり向こう側が透けて見えるTV、Mi TV LUX Transparent Editionを発表。
- 55インチ Transparent OLED
- 薄さ5.7mm
- 120Hzリフレッシュレート
- Dolby ATMOS
- MediaTek 9650
透明のディスプレイは特に新しい技術というわけではなく、既にLGやシャープなど様々なメーカーが技術を披露しています。その価格は49999元(約77万円)と、なかなかのお値段です。
Ninebot GoKart Pro Lamborghini Edition
Mi 10 Ultra、Redmi K30 Ultra、Mi TVそしてOne more thingと予告をしていたXiaomi。そのOne more thingとして、Ninebot GoKart Pro Lamborghini Editionを発表。そのお値段は9999元(約15万円)とこちらもなかなかのもの。上記のTVとともに8月16日から販売開始となっています。
K30 Ultraのコスパやばい。